こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
2014年も残すところわずかとなり、一年の旅行のまとめエントリーを書く時期になってしまいました。
まとめエントリー第一弾として、今年一年旅行先で食べてきた、その地方ならではの名物やご当地グルメ、郷土料理を写真で紹介していきたいと思います。
全部で48品とちょっと多いですが、ごゆるりと御覧になってください。それでは、どうぞー。
ソーキ丼(沖縄)
沖縄そばの上によく乗っているソーキ(豚のあばら肉)をご飯に乗せた一品。
柔らかく旨味たっぷりのソーキはご飯にもとても良く合います。
那覇の牧志公設市場2階の食堂でいただきました。
天ぷら(沖縄)
沖縄の天ぷらは内地のものとは違って、衣が分厚くもそもそとした食感。
中の具はイカや魚などで、旅行中に小腹がすいた時のおやつにもピッタリです。
沖縄そば(沖縄)
沖縄に来たら必ず食べているのが沖縄そば。
モソッとした独特の食感の麺と香り高い出汁、ごろごろとのっているソーキがたまりません。
もう何度もリピートしている名護の「宮里そば」でいただきました。
サーターアンダーギー(沖縄)
こちらも沖縄に来たら食べずにはいられない丸い揚げドーナツ。
名護の「道の駅 許田」にある「三矢本舗」でいつも買っています。冷めても美味しいのですが揚げたては絶品!
イラブー汁(沖縄)
ぶつ切りになったイラブー(ウミヘビ)の入った汁。
ウミヘビは小骨が多く食べにくいけど、皮はぷるぷると弾力があり、身はソーキなどの豚肉に近い感じであまりクセもありません。
西表島の「キッチンイナバ」でいただきました。
八重山そば(八重山諸島)
石垣島を中心とした八重山地方で食べられている沖縄そば。
沖縄本島のそばとは違い、麺は細めで縮れも少なく、細かく刻まれた豚肉とかまぼこが入っています。
写真は竹富島の「やらぼ」のもの。この他にも竹富島の「そば処 竹の子」や石垣空港の店でも食べました。
島寿司(伊豆諸島)
メダイやキンメダイなどのネタを醤油に漬けたものがのった握り寿司。
ワサビではなくカラシがのっているのも特徴で、その色から「べっこうずし」とも呼ばれています。
新島の「栄寿司」でいただきました。
鱒寿司(富山)
言わずと知れた駅弁の王者、鱒寿司。
笹に包まれた丸い押寿司で、酢飯と程よく脂ののったマスの切り身が絶妙な美味しさです。
今年は富山に行ったわけではないのですが、北陸に法事で出かけた相方が買ってきてくれました。
あんこう鍋(茨城)
茨城の冬の味覚の代表格、あんこう鍋。
「あんこうの7つ道具」と呼ばれる、身、皮、水袋(胃)、肝、ヌノ(卵巣)、エラ、トモ(ヒレ)が全て入っていて、多彩な味わいを楽しむことができます。
ひたちなかの旅館、「平野屋本店」の夕食でいただきました。
スタミナラーメン(茨城)
レバーや野菜の入った甘辛い餡をラーメンにのせた水戸市民のソウルフード。
冷やしたラーメンにアツアツの餡がかかった「スタミナ冷やし」も美味しい。
水戸市の「我流食堂」でいただきました。
福島餃子(福島)
「餃子の街」と言えば宇都宮が有名ですが、お隣の県の福島市でも餃子は名物として知られています。
福島餃子は大きなお皿に円盤状に並べられるのが特徴。
福島駅近くにある「山女」でいただきました。
なみえ焼きそば(浪江町)
まるでうどんのような極太の麺を使った焼きそば。
たっぷりのモヤシと豚バラ肉がのっています。
福島県浪江町の名物ですが、原発事故の影響で現在は二本松に移転して営業している「杉乃家」でいただきました。
スープ入り焼きそば(塩原温泉)
栃木県の塩原温泉のローカルB級グルメ。
見た目はラーメンですが、食べると確かに焼きそばらしいソースの味が主張してきます。
塩原温泉の国道沿いにある「釜彦」でいただきました。
とて焼(塩原温泉)
どら焼きのような皮で様々な具材をクレープのように包んだご当地ファーストフード。
塩原温泉の各店で、スイーツ系からおかず系まで、それぞれに個性的な具材の入ったとて焼が販売されています。
写真は「栄太楼」で食べたもの。「今井屋製菓」で食べたものは生クリームと蒸し生地、粒あんがはいっていました。
こづゆ(会津)
祝いの席などで供される会津地方の郷土料理。
ホタテの貝柱でとった出汁に野菜や豆腐、しいたけなどが入っています。ホタテの旨味がしみ出た出汁が実に美味しい。
大内宿の民宿「本家 扇屋」の夕食に出てきました。
高遠そば(会津)
一本ネギを箸代わりにしていただくお蕎麦。
奇を衒っただけの名物かと思いきや、蕎麦の香りも喉越しもしっかりしていて美味しい。
大内宿の「三澤屋」でいただきました。ネギで食べるのはこの店が発祥なんだとか。
カレー焼きそば(会津)
普通のソース焼きそばに普通のカレーをかけた会津若松のローカルB級グルメ。
この溢れるB級感がいいなぁ。
会津若松の「一風亭」でいただきました。
ソースカツ丼(会津)
福井や伊那・駒ヶ根など、ソースカツ丼を名物とする地方はいくつかありますが、会津もその一つ。
ご飯の上に敷かれたキャベツに、ボリュームたっぷりのトンカツがのっています。
会津若松の「お食事処 むらい」でいただきました。
喜多方ラーメン(喜多方)
醤油ベースの透明なスープに太く平たい縮れ麺が特徴の喜多方ラーメン。
「なまえ」でいただきました。
クリームボックス(郡山)
小型の食パンにミルク風味のクリームを塗った菓子パン。
郡山市では多くのパン屋やスーパーで販売されているので、食べ比べるのも楽しい。これがどれも美味しくて、地元のパン屋にも欲しいと思った一品です。
写真は左から「チロル」、「フォンデュ」、「ベーカリロミオ」の各パン屋さんで買ってきたもの。
うどん(福岡)
福岡の麺というと豚骨ラーメンのイメージが強いのですが、実はうどん発祥の地との説もあるのだとか。
讃岐のうどんとは全く違い、麺はふわふわしていてコシがないのが特徴。甘めの出汁を吸い込んだ柔らかいうどんが意外なほどに美味しい。
約20店舗を展開するチェーン店、「牧のうどん」でいただきました。
冷麺(別府)
別府市内の「六盛」で食べた冷麺。
盛岡などの冷麺とはかなり違い、麺は太めでもちもちした食感をしています。
とり天(大分)
大分県では広く食べられいるとり天。衣は天ぷらのもので、唐揚げとはまた一風変わった味わいを楽しめます。
別府にあるとり天発祥の店、「レストラン東洋軒」でテイクアウトしていただきました。
りゅうきゅう丼(大分)
関ブリをはじめとしたいろいろな魚の切身を漬けにして、ご飯にのせた大分の郷土料理。
もともとは漁師のまかない飯だったそうです。
別府の街中にある海鮮料理店、「いづつ」でいただきました。
中津からあげ(中津)
市内に多くのからあげ店が点在し、「からあげの聖地」とも呼ばれる中津市。
数ある店のなかから、「食べログ」で評価No.1の「ぶんごや」(右)とNo.2の「もり山」(左)で買っていただきました。
さすがに多くの店がしのぎを削る激戦区だけあってハイクオリティ。
いきなり団子(熊本)
輪切りにしたサツマイモとあんこを、薄く伸ばした小麦粉の生地で包んで蒸した熊本の郷土菓子。
阿蘇・草千里のレストハウスで、おばあちゃんが手作りしている出来たてのものをいただきました。
しらす丼(湘南)
江の島の周辺では、相模湾で獲れた新鮮なしらずを味わえる店が何軒もあります。
そのなかで、腰越の「しらすや」を選び、生しらす・釜揚げしらす・しらすの沖漬けの三色丼をいただきました。
生のしらすと釜揚げのしらすでは、食感も味わいも全く違って面白い。
十勝清水牛玉ステーキ丼(清水町)
十勝・清水町の「新・ご当地グルメ」として2010年に誕生した牛玉ステーキ丼。
地元産牛肉のサイコロステーキとスクランブルエッグを組み合わせた丼です。
北海道の「新・ご当地グルメ」は数々食べてきたけど、これが一番好きかな。
美瑛で開催された「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で食べました。
ホッケめし(寿都町)
北海道・寿都町の「新・ご当地グルメ」、ホッケめし。
ご飯の上にホッケの蒲焼きが乗っています。
これも「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で食べました。イベントで食べたのでプラスチックの器に入っていますが、本来は鉄板にご飯が盛られているそうです。そっちのほうがずっと美味しそう。
ジンギスカン(北海道)
今更ここで紹介するのが憚られるほど、北海道民の食生活に深く根付いているジンギスカン。
羊肉の旨味というのは数ある肉のなかでもトップクラスなんじゃないかと思います。
私が一番気に入っている帯広の名店「白樺」の富良野店でいただきました。
津軽ラーメン(青森)
煮干しを使った醤油味のスープが特徴の津軽ラーメン。
青森駅近くの「長尾中華そば」で、三種類あるスープのなかでも一番こってりした「こく煮干」を選びました。
いがめんち(弘前)
刻んだイカゲソと野菜を小麦粉に混ぜて揚げた弘前の郷土料理。
弘前中央食品市場内の「山田商店」でいただきました。
アップルパイ(弘前)
リンゴの生産量日本一を誇る弘前では、街中の多くのケーキ店でアップルパイが提供されています。
何軒もの店のアップルパイを食べ比べたんだけど、さすがにどの店もレベルが高い。
写真は「アンジェリック」のもの。この他に「スリーブリッヂ」、「ル・キャッスル・ファクトリー」でも買って食べました。
貝焼き味噌(青森)
大きなホタテの貝殻を器にして、その中に水で溶いた味噌に卵、ネギ、ホタテなどを入れた青森の郷土料理。
青森駅前の「帆立小屋」でいただきました。
大沼だんご(大沼)
北海道南部の大沼周辺で売られている、小さな俵型のお団子。
みたらしとあんこの二種類の味を楽しめます。
写真は大沼駅前にある「沼の家」のもの。函館から大沼を通り札幌へ向かうJRの特急「スーパーおおぞら」の車内で販売されているのを買いました。
「インデアン」のカレー(帯広)
帯広市民のソウルフード、「インデアン」のカレー。
こってりと濃厚なカレーは食べるほどにクセになり、帯広に行く度に足を運んでしまいます。
みつだんご(大洗)
もっちりと柔らかなお団子に、醤油と砂糖で作った蜜をかけ、きな粉をまぶした大洗の名物。
大洗の街中にある「味の店 たかはし」でいただきました。
たらし(大洗)
サラサラした生地に刻んだキャベツなどを入れたものを鉄板に薄く広げて焼く、もんじゃ焼きにも似た大洗のご当地グルメ。
大洗のお好み焼き店、「道」でいただきました。
那珂湊焼きそば(那珂湊)
茨城県那珂湊のご当地やきそば。
せいろで蒸すという太めの麺がもちもちとした独特の食感で面白い。
「喰い道楽 すみよし」でいただきました。
焼きまんじゅう(群馬)
四万温泉の「銀泉茶屋」で食べた焼きまんじゅう。
まるでパンのような食感の生地に香ばしく甘いタレがかかっています。
鹿児島ラーメン(鹿児島)
人気店だという「鹿児島ラーメン豚とろ」で食べた鹿児島ラーメン。
白濁した豚骨スープは見た目よりあっさりめだけど、旨味充分で中太麺との相性もいい。
そしてなにより豚とろチャーシューがとろけるように柔らかく絶品でした。
しろくま(鹿児島)
ミルキーなかき氷にたくさんのフルーツ類がトッピングされた、鹿児島のご当地スイーツ。
ミルクの優しい甘さにしゃりしゃりの氷があいまって美味しい。
「天文館むじゃき」でいただきました。
ぢゃんぼ餅(鹿児島)
二本の竹棒に刺さった柔らかく香ばしいお餅に、甘じょっぱい餡がかかった鹿児島の郷土菓子。
「平田屋」でいただきました。
ガネ(鹿児島)
サツマイモの千切りに衣をつけて揚げた鹿児島の郷土料理。
霧島の温泉宿、「旅行人山荘」の夕食に出てきました。
鮎すし(人吉)
人吉駅で販売されている人気の駅弁、鮎すし。
すし飯の上に酢で締められた鮎の半身がのった姿寿司です。
チキン南蛮(宮崎)
今では他の地域でも珍しくはないチキン南蛮ですが、元々は宮崎が発祥の料理。
厚めの衣をつけて揚げられた鶏肉に、タルタルソースと甘めの南蛮酢がかかっています。
高千穂の「カフェARIGATO」で、珍しいせせり(首肉)を使ったチキン南蛮をいただきました。せせりがとても柔らかくて美味しい。
太平燕(熊本)
熊本名物の麺料理、太平燕(たいぴーえん)。熊本市内の有名店「紅蘭亭」いただきました。
ちゃんぽんに似たようなあっさりめの豚骨スープに、春雨と野菜、イカ、エビ、豚肉、ゆで卵などが入っています。春雨はしっかり歯ごたえがあり、野菜もたっぷりなので意外と食べ応えがありました。
クエ鍋(南紀)
白浜など南紀地方では、冬の名物としてクエ鍋が人気を集めています。
クエを食べるのは初めてだったのですが、その身は弾力のある食感で、白身なのにしっかりした旨味もありました。
日置川温泉の「リヴァージュ・スパひきがわ」の夕食でいただきました。
まとめ
今年、日本各地で味わってきたご当地グルメや郷土料理を紹介してきました。
皆さんの旅行の参考にでもなれば嬉しく思います!
ではでは、またー。
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