2021年に行った17回、合計76日間の旅行を振り返ってみた

2021年 12月 30日
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どうもどうも、ロプロス(@ropross)です。

今年も一年間無事に過ごすことができたので、この一年の旅行のまとめ記事だけは書いておこうかなと思います。

ここ数年はずっと年間100日以上旅行に行っていたのですが、さすがに今年は緊急事態宣言が出ている期間が長く、北海道外に出ることもなかなか出来なかったので、旅行日数は大幅に減ってしまいました。

その代わり、北海道では道や各自治体が宿泊割引を行っていたので、北海道内あちこちへの旅行は楽しむことができました。

写真多めの長い記事になりますが、楽しんでもらえると嬉しいです。ではでは、どうぞー。

芦別 1月28日~29日、9月8日~9日、10月26日~27日、12月8日~9日

今年は北海道外にあまり出られなかったけど、ちょっとどこかに泊まりに行きたいなぁ、と思ったときによく行ったのが芦別市の「芦別温泉スターライトホテル」。1年で同じ宿泊施設に4度も泊まったのは初めてです。


なんと言っても併設されている「おふろcafé 星遊館」が素晴らしい。温泉入浴施設だけじゃなく、5000冊ものマンガや雑誌、旅行ガイドなどが用意されたさまざまな寛ぎのスペースがあり、ただひたすらのんびり過ごすことができます。


ツリーハウスをイメージしたスペースも。


バイキングの朝食も「おふろcafé」でいただくことができます。芦別名物の具沢山塩味スープ「がたたん」や、豚丼、フレンチトーストなどなかなかの充実度。


ハロウィンやクリスマスなど、季節ごとにディスプレイも変わります。

白濁した硫黄泉を掛け流しで味わえるだけじゃなく、サウナはセルフロウリュできて水風呂が硫黄泉の冷鉱泉、自然を間近に感じられる露天風呂の外気浴スペースにはデッキチェアも有りと、サウナー目線でも非常に魅力的な施設。

私の地元旭川から車で1時間ちょっとで気軽に行くことができるし、これからも何度も訪れたい施設です。

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京都 3月27日~4月6日(11日間)

昨年に続いて今年の春も京都に桜を見に行ってきました。

実質8日間の京都滞在で、蹴上インクライン、南禅寺、円山公園、上賀茂神社、二条城、平野神社、哲学の道、大河内山荘庭園などなど、数多くの桜スポットで満開の桜を楽しむことができました。


数ある桜ライトアップスポットのなかでも、東寺で見る五重塔と桜の組み合わせが一番心に残りました。


何度も訪れているけどやはり嵐山には足を運んでしまう。保津川の両脇に迫る山が桜のピンク色に彩られる様が見事。


原谷苑のまるで空から降ってくるような枝垂れ桜は圧巻!


雨宝院では緑色の花を咲かせる珍しい御衣黄など、さまざまな品種の桜を楽しめました。


仁和寺の「御室桜」。背の低い桜が肩を寄せ合うように密集して咲いています。平年だと4月中旬に咲くんだけど、今年は桜の開花が異常に早かったおかげで見ることができました。本当に幸運。

桜の他には「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」「長楽館」「笹屋伊織」と3度もアフタヌーンティーをいただいたのもいい思い出。特に長楽館の明治42年に迎賓館として建てられた洋風建築でアフタヌーンティーをいただく時間は満ち足りたものになりました。

北東北・道南 4月18日~29日(12日間)

4月の中旬から下旬にかけて、岩手・秋田・青森と北東北の桜と、函館や松前など道南地方の桜を見に行きました。

北上展勝地に始まり、横手公園、真人公園、角館の武家屋敷、大潟村の桜と菜の花ロード、能代のきみまち阪県立自然公園、弘前城、青森の合浦公園、五稜郭、松前城など、この旅行でも数多くの名所で見頃の桜を満喫することができました。


北上展勝地の桜並木を一望することができる陣ヶ丘。


黒壁やお屋敷と枝垂れ桜の組み合わせが絵になる角館。


大潟村の桜と菜の花ロード。八郎潟の干拓地に約11kmにも渡って桜並木と菜の花が延々と続く圧巻のドライブロード。これは凄い!


弘前城のお堀をピンク色に埋め尽くす花筏。今年見た風景の中でも最も印象的だったのがこのシーンかなぁ。ずっと見たかった風景なのでちょうどタイミングが合ってラッキーでした。


弘前城は夜桜も美しい。まさに「日本一の桜の名所」と呼ぶに相応しい場所でした。


青森からフェリーで函館に渡り、久しぶりに道南の桜も見てきました。五稜郭タワーから見下ろす桜に彩られた五稜郭。


北海道屈指の桜名所、松前公園にも。城郭を中心とした公園には250種1万本もの桜が咲き乱れています。


お花見だけでなく、十和田市で見た衣装も華やかな女流騎士による桜流鏑馬や、八甲田の秘湯、酸ヶ湯温泉旅館の千人風呂に貸切状態で入れたことも印象深かったですね。

富良野 5月16日~17日(2日間)

北海道の宿泊割引「新しい旅のスタイル」と富良野市の割引「ふらの割」を併用することができたので、ドーミーイングループの「紫雲の湯 ラビスタ富良野ヒルズ」に泊まってきました。


朝食バイキングのイクラかけ放題の海鮮丼。今や北海道のホテルでは珍しくないけど、やはり嬉しい。

芦別 7月5日~6日(2日間)

最近、北海道でもグランピングができる施設が増えてきたけど、そのなかの一つ、芦別の「ザランタン芦別」に宿泊。


1泊2食1万円前後とグランピング施設としてはリーズナブルなのに、ツインベッドの置かれたテントは広々して快適。薪割り体験や焼きマシュマロ、BBQの夕食、焚き火などのアウトドア体験も楽しむことができました。

札幌・定山渓・ニセコ 7月14日~17日(4日間)

7月中旬には富良野、札幌、定山渓、ニセコとぐるり周遊。


札幌に向かう前に富良野のラベンダー畑へ。「ファーム富田」の「彩りの畑」はいつ見ても見事。


定山渓では「万世閣ミリオーネ」に泊まり、夜は渓谷がライトアップされる「定山渓ネイチャールミナリエ」を見に行きました。


ニセコで泊まった高級ホテル「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」。1室3万円の格安プランで予約したのに、普通なら15万円以上するような露天風呂付きのスイートルームに泊まることができました。もちろん、今年泊まった一番ゴージャスな部屋。


余市にも立ち寄って、てんこ盛りの海鮮丼も味わってきました。

屈斜路湖 7月19日~21日(3日間)

弟子屈町の宿泊割引「てしかが割」で「屈斜路プリンスホテル」に安く泊まれたので2連泊することに。


「屈斜路プリンスホテル」の2泊のうち、1泊はグランピングプランで宿泊。湖畔のグランピングテントに泊まり、焚き火やBBQを楽しみました。


今年はいくつものサウナに入ってきたのだけど、その中でも一番印象深かったのがグランピングプランで体験できる湖畔のテントサウナ。サウナのあとの水風呂が屈斜路湖という最高の開放感を味わえました。


美幌峠から見渡す屈斜路湖。北海道らしい雄大な風景。


吸い込まれるような水の色が神秘的な神の子池にも。

富良野 7月27日~29日(3日間)

7月の最後には「新富良野プリンスホテル」に2泊してきました。「ふらの割」で1人5000円安くなる上に、SPC会員なら無料で1泊延泊できるという超絶お得プランが出ていて、ハイシーズンの7月なのに2泊1人7000円というわけのわからない安さ。


「白樺」のジンギスカンや「千成」のラムしゃぶと羊肉グルメを満喫。


もう見頃終盤となっていたラベンダー畑も見てきました。

十勝 10月6日~8日(3日間)

10月上旬には紅葉と温泉が目的で十勝へ。音更町の宿泊割引「おとふけ割」で十勝川温泉の宿が割引になったので、「笹井ホテル」「観月苑」の2軒の温泉宿に泊まることに。


北海道の国道最高地点、三国峠から見下ろす樹海の黄葉。


ずっと前から気になっていた十勝を代表する紅葉の名所、「福原山荘」へ。北海道では庭園の見応えある紅葉が見れるスポットは少ないので貴重。


帯広に行ったら「インデアン」のカレーは外せないよね。

あと、十勝川温泉で泊まった「観月苑」は、モール泉のお湯が良いのは今更言うまでもないけど、セルフロウリュできる雰囲気のいいサウナ室や十勝川を眺めながら外気浴できるデッキチェアなど、サウナ施設としても高レベルでした。

阿寒湖・弟子屈 10月12日~14日(3日間)

10月中旬には阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖と巡り、紅葉と温泉を楽しんできました。

「ニュー阿寒ホテル」で阿寒湖一望の天空露天風呂に入ったり、弟子屈のオーベルジュ「てぃんくる」で道東の食材を使ったコース料理を味わったり。


色づいた木々に囲まれたオンネトー。背後にそびえる阿寒富士と雌阿寒岳が湖面に映る姿も美しい。


和琴半島を一周できる遊歩道を歩いたあとに見れた夕暮れ時の風景。


摩周湖はどの季節に訪れても神秘的。

富良野 11月3日~5日(3日間)

カラマツの黄葉が美しいこの季節、北海道の宿泊割引「新しい旅のスタイル」を使って、富良野に行ってきました。


南富良野のかなやま湖。山一面が色付いたカラマツで黄金色に染まります。花々に彩られる夏や真っ白な雪景色に覆われる冬もいいんだけど、富良野エリアは晩秋のこの季節が一番美しいんじゃないかと思う。


お気に入りのホテル「フラノ寶亭留」に宿泊。カスベのポワレや鴨肉のローストなど、絶品揃いのコース料理を堪能してきました。


夏に「新富良野プリンスホテル」に泊まったときにチケットを貰っていたので、久しぶりに麓郷で「北の国から」のロケ地巡りも。五郎さんを演じる田中邦衛さんが今年亡くなったので、石の家には献花台が設けられていました。

京都・滋賀 11月15日~27日(13日間)

秋にも紅葉を見るために京都へ。この2年で春・秋2回ずつ、合計4回目の京都旅行です。


京都だけじゃなく、レンタカーを借りて滋賀県の紅葉スポットにも。永源寺と湖東三山(百済寺・金剛輪寺・西明寺)、善水寺を巡ってきました。もっといろんなスポットを周りたかったのだけど、どの寺院も境内が広く見応えがあり、全然時間が足りませんでした。


久しぶりに大原にも足を伸ばしました。三千院や宝泉院、勝林院、寂光院を訪れ、京都の市街地より一足早い紅葉を楽しんできました。


山縣有朋の別荘、無鄰菴をはじめ、青蓮院門跡、圓光寺、詩仙堂、赤山禅院、岩倉実相院などなど、数多くの紅葉スポットを巡ることができました。

昨年と比べると観光客もかなり増えていたので、清水寺や永観堂、東福寺といった超人気スポットには行かなかったけど。


紅葉のライトアップでは、醍醐寺が特に印象に残りました。お堂と橋と紅葉を映す弁天池の風景は息を飲むほどに幻想的。


レンタカーを借りて長岡京や大原野にも。光明寺、柳谷観音 楊谷寺、善峯寺、大原野神社と巡ってきました。柳谷観音はかなりSNS映えを意識しているようで、モミジでグラデーションが描かれた手水鉢などカメラを向けたくなる演出があちらこちらに。


紅葉のリフレクションと言えば昨年は瑠璃光院の床もみじを見に行ったのですが、今年は嵐山の「嵐山祐斎亭」へ。SNS映えという点では最強なのではないかというスポット。見学料は2000円と高額だけど、その価値はありました。


嵐山・嵯峨野では常寂光寺、二尊院、祇王寺といった定番スポットから、厭離庵のような穴場スポットまで、たっぷりと風情あふれる紅葉を楽しんできました。

サホロ・阿寒湖・知床 12月12日~16日(5日間)

12月には北海道の宿泊割引「どうみん割」を利用して、ちょっと気になっていたホテル・宿に泊まりに行くことに。

サホロの「サホロリゾートホテル」、阿寒湖畔の「阿寒の森 鶴雅リゾート 花ゆう香」、知床・ウトロの「知床第一ホテル」「北こぶし知床 HOTEL&RESORT」と、大きく移動しつつ4軒のホテル・宿に泊まり、温泉とサウナと岩盤浴を満喫してきました。


泊まった宿の夕食・朝食はバイキングがほとんどだったんだけど、多彩な海鮮もたっぷり味わうことができました。北海道では最近はバイキングでもクオリティが高い品々を揃える宿が増えてきたように思います。

北海道民にはCMでお馴染みの「知床第一ホテル」の80品バイキング「マルスコイ」では、握りたての寿司や切りたての刺し身、揚げたての天ぷらなどなど、品数だけじゃなく質の高い品々に満足。


「北こぶし」はサウナにも力を入れていて、曲線を活かしたユニークなデザインのサウナ室には大きな窓があり海を眺めることができます。室内には知床の環境音が流れリラックスできるし、オートロウリュもあり。北海道でも指折りの素晴らしいサウナでした。

入浴時間終了後に写真撮影タイムを設けてくれているのもSNS時代に即した嬉しいサービス。

他にも「花ゆう香」のグループ館「鶴雅ウイングス」のお洒落な岩盤浴も印象深い施設でした。


斜里町の「天に続く道」。約28km続く直線道路が、まるで空へと続いているように見える北海道らしい景観。

札幌・定山渓 12月21日~24日(4日間)

今年最後の旅行は「サッポロ冬割」を使って札幌・定山渓へ。今年はいくつも北海道内自治体の宿泊割引を利用したけど、この「サッポロ冬割」は一人6000円以上の宿泊施設なら5000円割引を受けられ、さらに2000円分のクーポンが貰えるという、宿泊料によっては実質割引率が100%超えてしまうというお得過ぎる制度です。


ちょうど大通公園では「さっぽろホワイトイルミネーション」が開催されていました。見るの久しぶり。


札幌では「札幌グランベルホテル」「クロスホテル札幌」とモダンなデザイナーズホテルに宿泊。札幌にもお洒落なホテルが増えてきたなぁ。


北海道屈指の美食宿「厨翠山」にも宿泊。「食を愉しむ宿」と謳うように、とにかく食べることにこだわった宿で、チェックイン時の一皿目から、ラウンジでのスイーツのサービス、創造性溢れる絶品揃いの夕食、滋味に満ちた朝食と、滞在中ずっと舌もお腹も満足させてくれます。

同じ宿に何度も泊まることってあまりないのだけど、ここは毎年でも泊まりに行きたい。


今年の旅行最後の食事はJRタワーホテルの「ザ・ロビーラウンジ」のアフタヌーンティーでした。

まとめ

旅行回数:17回
総日数:76日
入った温泉:32湯
泊まった温泉宿:20軒

昨年は総旅行日数が128日、入った温泉が86湯、泊まった温泉宿が56軒だったので、大幅に減ってしまいましたね。

今年は北海道外に出る長い旅行にはあまり行けなかったけど、その代わり「新しい旅のスタイル」「どうみん割」「ふらの割」「てしかが割」「おとふけ割」「サッポロ冬割」と、各自治体の宿泊割引を利用して、北海道内の様々な宿・ホテルにお得に泊まることができたのはありがたかったです。

さて、来年も旅行を取り巻く状況がどうなるか不透明で、どれだけ旅を楽しめるのかわかりませんが、事故や病気などのトラブルなく1年過ごせたらいいなと思っています。

おそらく来年もブログを更新することはなさそうですが、旅の様子はTwitter(@ropross)でよくつぶやいているので、旅行が好きな方はフォローしてもらえると嬉しいです!

ではでは、またー。

■去年までの旅行まとめはこちら
▼2020年に行った17回、合計128日間の旅行を振り返ってみた
▼2019年に行った17回、合計128日間の旅行を振り返ってみた
▼2018年に行った17回、合計116日間の旅行を振り返ってみた
▼2017年に行った15回、合計116日間の旅行を振り返ってみた
▼2016年に行った15回、合計114日間の旅行を振り返ってみた
▼2016年に行った15回、合計114日間の旅行を振り返ってみた
▼2015年に行った14回、合計113日間の旅行を振り返ってみた
▼2014年に行った14回、合計105日間の旅行を振り返ってみた
▼2013年に行った15回、合計72日間の旅行を振り返ってみた
▼2012年に行った16回、合計64日間の旅行を振り返ってみた
▼2011年に行った15回、合計66日間の旅行を振り返ってみた
▼2010年に行った17回、合計56日間の旅行を振り返ってみた