南東北旅行で食べてきたローカルB級グルメ&郷土料理15品を紹介するよ

2013年 12月 25日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

今年(2013年)の10月に、宮城・山形・福島の南東北三県を中心に旅行してきました。

そのときに食べてきた、気軽に食べられるローカルB級グルメや古くから伝わる郷土料理などを、紹介していこうと思います。

やっぱり旅行の大きな楽しみのひとつは、行先の土地ならではの料理を食べることだよね。

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まめぶ汁

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記事タイトルに「南東北」と付いているのに、いきなり北東北の名物でごめんなさい。

旅行の最初に、NHKドラマ「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市を訪れたのですが、そのときに頂いたのが、ドラマにも何度も登場した郷土料理、まめぶ汁。
クルミや黒砂糖を包んだ団子を、野菜や豆腐と共に醤油仕立ての出汁で煮込んだものです。

ドラマでは「甘いんだかしょっぱいんだかよくわかんない味」と言われていましたが、確かにおやつなんだかおかずなんだかよくわかんないような、なんと言うか・・・って、あれ?結構美味しい?

牛タン

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言わずと知れた仙台名物の牛タン。東北のご当地グルメの中でもトップクラスの知名度でしょう。
仙台だけでなく、東京や大阪、札幌にまでも店舗を構える人気店、「牛たん炭焼き 利久」でいただきました。地元北海道でも食べられるチェーン店に行くのもどうかと思いましたがw

通常の牛たんよりも分厚い「牛たん【極】定食 」を注文。もっきゅもきゅの食感がたまらない!絶妙な塩加減も箸を止まらなくさせます。

芋煮

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山形名物の芋煮。山形県内で宿泊した宿、蔵王温泉の「ろばた」肘折温泉の「元河原湯」のいずれの食事でも出てきました。

私は里芋が苦手なのですが、そんな私でも食べることができたので、きっと里芋好きな人にはたまらない美味しさなんだと思います。

山形県内のスーパーで、芋煮会用の大きな鍋がレンタルされているのを見た時にはちょっとびっくりしました。地元民に深く愛されている名物っていいですよね。

玉こんにゃく

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こちらも山形の名物。山形県ってこんにゃくの消費量が日本一だそうですね。

観光地としても有名な名刹・山寺(立石寺)の登り口にて「力こんにゃく」を頂きました。
ぶるんとした歯ごたえと醤油の味付けがなかなかいけます。

板そば

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山形県の内陸部で食べられている、長方形の浅い器に薄く盛られたそば。村山市の「あらきそば」でいただきました。

極太のそばの力強い歯ごたえと喉越しが、無骨で男らしい印象です。

どんどん焼き

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山形市のローカルB級グルメ。お好み焼きのような生地を、箸にくるくる巻いたものをいただきます。
粉もんにソースという見た目からも予想できる味。もちろんマズかろうはずがありません。

山形市内にいくつか人気の店があったのですが、時間があわずに新庄市のスーパーのフードコートでいただきました。次回は本場山形市で食べてみたいですね。

栗だんご

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鳴子温泉の名物だという栗だんご。元祖の店「餅処 深瀬」で買いました。

団子のなかには栗が丸ごと入っていて、トロっとした醤油味のあんとの相性も良好です。

カレー焼きそば

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会津のローカルB級グルメ、カレー焼きそば。その名の通り、ソース味の焼きそばにカレーをかけたものです。「めでたいや」という店でいただきました。

この両者が意外と合いますね。どちらの個性も殺すことなく、うまく共存しています。うん、悪くないね。

ソースカツ丼

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ソースカツ丼を名物とする街は、福井、伊那・駒ヶ根など、何ヶ所かありますが、会津若松もそのひとつ。カレー焼きそばと同じく「めでたいや」でいただきました。

この店のソースカツ丼がまたデカイ!ただ、カツは薄めで、ソースの味付けもあっさりしていたので、なんとか完食することができました。
んー、でも次回はもっとカツが厚い店で食べたいかも。

馬肉料理

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会津は馬肉料理でも有名です。桜鍋を「鶴我」でいただきました。

脂がのった馬肉を、すき焼きのように醤油ベースの割り下で火を通し、溶き卵につけて口に運びます。
バランスの取れた脂身と赤身それぞれの旨味が混ざり合って至高の美味しさ!

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馬刺しのほうも驚くほどの絶品!
一頭からわずかしか取れないという最高級のヒレ肉は、臭みが全くなく、濃厚な赤身の旨味だけが口の中に広がります。
馬肉がこんなにも旨いものだったとは!

わっぱ飯

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会津で古くから食べられているという郷土料理、わっぱ飯。元祖の店だという「田季野」でいただきました。

メニューはいろいろありましたが、その中から、鮭・卵・キノコ・山菜・カニの入った「五種輪箱」を選びます。

ただ単にわっぱの中に具材の乗ったごはんが出てくるだけだろうと思っていたのですが、わっぱごと蒸し上げられているようで、フタを開けると、さまざまな具材が混ざり合ったなんともいい香りがほわんと立ち昇ります。味のほうも、ご飯に具材の味や香りが移ってとっても美味しい!

あわまんじゅう

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福島県柳津町の名物、あわまんじゅう。会津若松の飯盛山にあった店でいただきました。

粟ともち米を混ぜた生地であんこを包んだおまんじゅうは、ふわんふわの柔らかさ!

にしんの山椒漬け

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身欠きにしんを山椒に漬けた会津の郷土料理。会津東山温泉の「向瀧」の夕食でいただきました。

半生のような食感にピリッとした山椒が効いていて、食欲を刺激するような味です。

こづゆ

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江戸後期から広まったと言われる会津の郷土料理、こづゆ。NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも登場していましたね。同じく「向瀧」の夕食に出てきました。

ホタテの貝柱で出汁をとったつゆに、里芋、人参、シイタケ、豆麩、銀杏など、様々な具材が入っています。
つゆが非常に上品な味わい。ホタテの出汁が実にいい仕事をしていますねー。

福島餃子

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丸いお皿に円盤状に並べられるのが特徴の福島餃子。飯坂温泉にある「照井」でいただきました。

皮はパリッパリで、中は野菜の旨味も取り込んだ肉汁が溢れてジューシー。これ旨いっ!かなり気に入った!

まとめ

いやー、食べた食べた。東北地方はローカルB級グルメや郷土料理の宝庫ですね。これほどまでに地元に根ざした多くの料理があるとは、旅行するまでは知りませんでした。

まだまだこのエリアには食べてみたいご当地グルメがたくさんあるので、また再訪したときには食べまくりたいですね!

ではでは、またー。