こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
今年(2013年)の3月に、長崎を旅行してきたのですが、そのときに食べてきたローカルグルメの数々を紹介していきたいと思います。
「長崎」と言っても長崎市内だけでなく、佐世保や大村、島原で食べたものも入っています。
トルコライス
ピラフの上に、デミグラスソースのかかったトンカツが乗っていて、スパゲティナポリタンが添えられているという、まさにB級感溢れまくりのローカルグルメ。目の前にすると思わず顔がほころんでしまうようなビジュアルです。
九州最古の喫茶店、「ツル茶ん」で頂きました。
ボリューム満点でどっしりとした食べ応え。ガッツリ食べたいって人には最適な一皿ですね。
ミルクセーキ
ミルクセーキと言うと、普通は飲み物を思い浮かべると思いますが、長崎のミルクセーキはシャーベットのような食べ物なのです。
同じく「ツル茶ん」で頂きました。
優しい甘さと冷たさが相まってとっても美味しい!
これ、もっと他の地方にも広まっていいと思うんだけど。
ちゃんぽん
長崎グルメの代名詞と言えば、このちゃんぽんでしょう。
ちゃんぽん元祖の店、「四海樓」で頂きました。
明治時代にこの店の創業者が、中国からの留学生に安くて栄養のあるものを食べさせてあげたいという思いから、考案したものだとか。
太めの麺に豚骨のスープ、そこに肉や魚介類、野菜がたっぷりと盛り付けてあります。
ちゃんぽんは地元の「リンガーハット」でもたまに食べますが、さすがにワンランク上の美味しさ。
ハトシ
聞き慣れない食べ物ですが、食パンの間にエビのすり身を挟んで油で揚げたもので、元々は中国から伝わったものだそうです。
エビのすり身は程よくプリプリの食感が残されていて旨味も充分。揚げられてザクっとした食感の食パンとの相性も素晴らしい。こいつは旨え!!
今回は買ってから時間を置いて食べたのですが、揚げたてだととんでもなく旨いんだろうなぁ。
皿うどん
ちゃんぽんと並ぶ長崎名物、皿うどん。中華街にある「江山楼」で頂きました。
油で揚げた細麺の上に、肉や魚介類、野菜など、ちゃんぽんと同じような具材が餡かけになっています。
麺本来のパリパリした食感と餡がかかってしっとりした食感、この変化が楽しめるのは、ちゃんぽんにはない魅力ですね。
具材の旨味が溶け出した餡も美味しい。
皿うどんは太麺を選ぶことができました。
麺が違うだけで、上の餡かけは同じかな?と思っていたのですが、こちらは餡かけではなく、豚骨のスープで味付けされた具材が乗っていました。汁のないちゃんぽんに近い感じですね。
「江山楼」以外の店だとどうなんだろ?
一口餃子
地元民に愛される名物。普通の餃子の半分くらいの小さな餃子です。
長崎市内に数店舗を構える「雲龍亭」で頂きました。
タマネギを中心とした野菜の甘味がクセになるようで、どんどん口に運んでしまいます。
私はお酒が飲めないので、ご飯と一緒に食べましたが、これがとてつもなくビールと合うそうです。
この「雲龍亭」の他にも、「宝雲亭」という店も人気があるみたいですね。名前似てるw
長崎おでん
周囲を海に囲まれた長崎は、日本一蒲鉾屋が多い街だそうです。
その蒲鉾を使って、長崎名物のあごだし(トビウオのだし)で煮込んだのが、長崎おでんです。
数ある具材のなかでも、特徴的なのは卵をまるまる蒲鉾で包んだ「竜眼」。
おせちにも登場する縁起物らしい。
長崎おでんをPRするゆるキャラまでいましたw
カステラアイス
長崎を代表するお菓子といえば、カステラ。そのカステラでアイスクリームをサンドしたものです。
カステラは底にザラメも付いているしっかりしたもので、カステラのパサつきにアイスがしっとり感を与えてくれます。
かすていらサイダー
カステラとサイダーを融合させたというドリンク。
味のほうはキャラメルっぽい甘さを感じます。うーん、カステラかなぁ?
大村寿司
大村市に伝わる郷土料理で、酢飯の間にカマボコやシイタケなどの具材を挟みこみ、上に錦糸卵をまぶした押寿司。
「ぎおん本舗」で購入しました。
全体的に甘めの味付けで、どこかほっとするような味わいです。
いなほ焼き
大判焼きとお好み焼きを合体させたような食べ物で、もっちりとろりとした食感の生地に、ソースとキャベツやタコなどの具材が入っていて、絶妙な美味しさです。
地元にも欲しくなるような一品ですね。
大村公園の売店に売っていました。
「博多名物」を謳っていますが、発祥は長崎県の大村のようです。
▼博多いなほ焼き/TOP
チリンチリンアイス
長崎の観光地や公園でよく売られている氷菓で、アイスクリームというよりもシャーベットに近いさっぱりした味わいです。
高知のアイスクリンや秋田のババヘラに似た感じですね。
大村公園で買ったのですが、あれ?これ、ガイドブックとかで見たのとなんか違うー!
本当はこの画像のように、バラの花のような形をしているはずなんですが・・・
具雑煮
島原地方の郷土料理で、お餅や肉、魚、野菜など数多くの具材を煮込んだものです。
島原の乱のときに籠城軍がいろいろな材料を集めて雑煮を作ったのが起源と言われています。
島原城の正門近くにある「姫松屋」で頂きましたが、お餅、穴子、卵、高野豆腐、ちくわ、かまぼこ、シイタケ、レンコン、鶏肉、白菜ゴボウなど、本当に具沢山でした。
かんざらし
かんざらし(寒晒し)は、湧水で冷やした小さな白玉団子を甘い蜜に浮かべた、島原に古くから伝わるデザートです。
島原城の敷地内にある売店で頂きました。
ツルンとした食感と、蜜の上品な甘さが絶品!
こちらはアーケード街にある、「しまばら水屋敷」で頂いたもの。
レモンステーキ
牛の薄切り肉を鉄板で焼き、レモン風味の醤油ベースのソースをかけた佐世保の名物料理。
ハウステンボス内のレストラン、「ロード・レーウ」で頂きました。
ほのかにレモンの酸味の効いたソースと牛肉の相性が抜群で、めちゃくちゃご飯がすすむ味ですね。
佐世保バーガー
こちらも佐世保のご当地グルメ。ファーストフードのハンバーガーとは一線を画す、手間隙かけた手作りのハンバーガーです。
佐世保中央インターを降りてすぐの場所にある人気店、「ヒカリ」でジャンボチキンスペシャルバーガーを頂きました。
今回の旅行でも、たくさん美味しいものを食べてきましたが、その中でも何が一番美味しかったか?と問われれば、この佐世保バーガーと答えるかも。
異国情緒漂う街並みや史跡、夜景に産業遺産にテーマパークと、魅力たっぷりの長崎県ですが、食べる楽しみもてんこ盛りでした。
たくさん食べてきたようですが、まだまだ食べられなかったものもあります。
桃とパインが乗ったショートケーキ「シースクリーム」、何故かどのガイドブックを見ても掲載されてる「夕月」の赤いカレー、「吉宗」の茶碗蒸し、そして長崎グルメの最高峰、卓袱料理などなど。
これらはまた次回のお楽しみですね。
長崎を訪れた際には、これらの長崎グルメ、ぜひとも味わってみてくださいね!
ではでは、またー。