こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
昨日、南富良野町でエゾシカ肉を使った料理が一堂に会しするイベント、「北海道エゾシカ料理グランプリ2013in南富良野」が開催されていたので、行ってきました。
グランプリには7地域から9つのメニューが出店し、来場者の投票により、上位3メニューが表彰されるそうです。
会場は南富良野町の、道の駅「南ふらの」の裏側にある広場です。
先週行った幌加内町の「新そば祭り」と比べると、はるかに人が少なくてのどかな雰囲気。
広場には各店舗が一直線に並んでいます。
グランプリに出店しているのは以下の9店舗。
・芽室エゾシカコーン炒飯
・大樹エゾシカチーズ天丼
・ちっぷべつエゾシカ緑のナポリタン
・美瑛エゾシカカレーうどん<焼き麺>
・別海エゾシカバーガー
・別海エゾシカステーキ丼
・阿寒やきとり丼
・南富良野エゾカツカレー
・南富良野ザ・ヘルシーかつ丼
南富良野のエゾカツカレーや阿寒のやきとり丼のように、元々エゾシカを使った料理から、芽室のコーン炒飯や、美瑛のカレーうどん、秩父別の緑のナポリタンのように、既存の新ご当地グルメに、エゾシカ肉を追加した料理、大樹のチーズサーモン丼や別海のジャンボホタテバーガーのように、メインの食材をエゾシカに置き換えた料理まで、バラエティに富んだラインナップです。
価格は全て600円に統一されています。
各店、のぼりや看板を立てて、自慢のメニューをアピールしています。
行列ができるようなことはなく、待ち時間なしで買えるのは嬉しいですね。
イベントとしてはちょっと寂しいのかもしれないけど・・・
グランプリ出場の9店舗の他にも、エゾシカもも丸焼き、ローストディアサラダ、エゾシカ汁が売られていました。
まず最初に頂いたのは、「別海エゾシカステーキ丼」。
エゾシカのもも肉を塩コショウで味付けしたシンプルなステーキは、全くクセがなくて食べやすいです。
脂身がほとんどないのでやや物足りなくも感じましたが、添えられた山ワサビのピリッとした辛さが、それを補っています。
別海町からはこのエゾシカステーキ丼の他にも、北海道新ご当地グルメの王者、「別海ジャンボホタテバーガー」をエゾシカ肉バージョンにした、「別海エゾシカバーガー」も出店していました。
お次は地元、南富良野町の「南富良野エゾカツカレー」。
エゾシカ肉を使った新ご当地グルメの元祖で、薄く伸ばしたエゾシカ肉のカツがカレーに乗っています。
このメニューは何度か南富良野町内の店舗で食べているのですが、薄いカツがカレーによく合って本当に美味しい。
大樹町からは「大樹エゾシカチーズ天丼」。
こちらは今年誕生した新ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」をアレンジし、サーモンの代わりにエゾシカ肉を使った一品で、チーズの天ぷら、チーズ入りのエゾシカボールの天ぷら、特製にんにく味噌に漬けたエゾシカ肉の天ぷらと、三種類の天ぷらが乗っています。
エゾシカ肉は天ぷらにしてもいいですねー。
グランプリ出場のメニューではありませんが、エゾシカ汁も頂きます。
お味噌汁の中に野菜とともにたっぷりのエゾシカ肉が入っています。
このエゾシカ肉がまるで牛スジ肉のようにトロットロに煮こまれていて絶品!!
最後に頂いたのは、秩父別町の「ちっぷべつエゾシカ緑のナポリタン」。
これも今年誕生したばかりの秩父別町の新ご当地グルメ、「ちっぷべつ緑のナポリタン」にエゾシカ肉のミートボールを3つ乗せたものです。
このミートボールが旨い!いろいろとエゾシカ料理を食べましたが、エゾシカの旨味を最も強く感じたのがこれかも。
ブロッコリーを練り込んだという平打ちのパスタとトマトソースの相性も上々です。
今回のイベントでは食べなかったのですが、個人的にお勧めしたいのが「阿寒やきとり丼」。
「やきとり」と言っても使われているのはエゾシカ肉なのですが、「焼き」「揚げ」「こね」の三種類の串が一度に味わえるお得な一品です。
阿寒湖のほうを訪れた時には、ぜひぜひ味わってみてください。
ちなみにステージイベントもあり、女性歌手の方が歌を披露していました。
食べたあとは、配られた投票用紙に7段階で味の評価を記入して、投票箱に投函します。
この集計結果でグランプリが決められるようです。
まだ結果は見てないのですが、どの料理がグランプリに輝いたんでしょうね?
今回、私が食べた4種類の中では、「ちっぷべつエゾシカ緑のナポリタン」が一番美味しかったかなー。
北海道でもエゾシカ肉を気軽に食べられるという店はまだまだ少ないので、こういうイベントは嬉しいですね。
このイベントが開かれるのは、今年が初めてのようですが、来年再来年と続けていってもらいたいものです。
ではでは、またー。
(旅行日:2013年9月8日)