こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先日、とってもいい天気だったので、私の住む旭川から車で3,40分ほどの美瑛と上富良野町に雪景色を見に行ってきました。
夏にパッチワークのような美瑛の丘や富良野のラベンダー畑を見に来る観光客は多いのですが、この地が真の美しさを見せるのは、大地が白一色に覆われる冬なのです。
ではでは、その時に撮ってきた写真を貼っていこうと思います。
まずは美瑛を通り抜けて、上富良野町の「ジェットコースターの道」へ。
一直線の道路が何度もアップダウンを繰り返すことから、その名が付けられたこの道。本来、真冬は道も真っ白になっていることが多く、その風景がまたいいんだけど、ここ数日は珍しく全く雪が降らない日が続いているので、アスファルトの路面が出ちゃっています。
「ジェットコースターの道」の一番高い地点から望む十勝岳連峰。
ほぼ中央に位置する十勝岳からは噴煙が長くたなびいていました。
これだけ山々がくっきり見えるほど晴れる日も珍しいんでラッキー!
広びろー。十勝岳連峰からトムラウシ、(写ってないけど)大雪山まで一望です。
こうして見ると、雪塊がまるで岸に押し寄せる流氷みたい。
雪がまるでダイヤモンドを砕いて撒き散らしたかのようにキラキラ輝いて、とってもキレイ。
雲ひとつない真っ青な空に向かって真っ直ぐに伸びるカラマツ林。
うん、いい日に来たねー。
ちょっと周ったところでお腹が空いてきたので、上富良野町の焼肉店「まるます」で昼食をいただきます。
豚サガリ、豚ロースト、ホルモン、牛ロース、牛カルビ、牛ハラミ、鶏せせり、合計300gのセットに、ライス、サラダ、ドリンク、デザート、コーヒーが付いて1600円という驚愕の安さっ!(写真は2人前ね)
昼焼肉最高や!
氷結した道が日に照らされてギラリと輝く。
いつも使ってるEF24-105mm F4Lで太陽を撮った時に出る光芒は、太く広がっちゃってあまり好きじゃないなぁ。
「かみふらの八景」のひとつ、「パノラマロード江花」。
彼方に横たわる十勝岳連峰に向かって、一本の道が真っ直ぐに伸びています。
ここも道まで真っ白だと、もっと良い風景なんだけどねー。
今年は雪が少ないので、富良野岳も真っ白にはなってないね。
同じく「かみふらの八景」のひとつに数えられる千望峠からの眺望。
上富良野の街、富良野盆地、そして十勝岳連峰を一望する大パノラマ。
誰の足跡かな?
木々の間から特徴的なトンガリ屋根をのぞかせる美馬牛小学校。
続いて美瑛の「四季彩の丘」へ。
夏季は色とりどりの花々に彩られるこの丘。この時期はスノーモービルやスノーラフトなどのウィンターアクティビティを楽しむことができます。
牧草ロールで造られた「四季彩の丘」のマスコット、ロール君。
ロール君の彼女(?)、ロールちゃん。
牧草ロールはひとつ400kgもあるので、体重1.6t以上というグラマラスボディの持ち主。
斜面では、台湾人観光客達がソリで滑って大はしゃぎ。
丘の向こうに見える十勝岳。あれ?噴煙がずいぶん薄くなっちゃった。
西陽を浴びて輝く銀盤に立つ鉄塔。
「拓真館」の近くにある三本の木。ちょうど木の間に日が落ちてくるところでした。
この裏側に位置する美瑛を代表する名木「哲学の木」は、カメラマンが畑に入るなど、あまりのマナーの悪さに地主さんの堪忍袋の緒が切れたらしく、「撮影禁止」の看板がたくさん立てられていました。残念なことです。
美瑛町役場に隣接して立つ「四季の塔」の展望台から、美瑛の街と十勝岳連峰を眺めます。
夕暮れの「マイルドセブンの丘」。
うかつにも道の駅でのんびり休憩してたら、ずいぶん日が落ちてしまってた。
もうちょっと早ければ、もっとキレイな夕焼け空が見れたのにー。
こちらもカメラマンに人気の「親子の木」。
荒涼とした雪原に、親子のように3本のカシワの木が寄り添っています。
「北西の丘展望公園」から。美瑛の夜景と薄明に浮かび上がる十勝岳連峰。
この時点で気温はマイナス10℃を下回ってたはず。三脚はもう素手では触れないほどの冷たさに。あまりの寒さに露光時間がやけに長く感じるー。
街の近くなので、夜空も明るく、あまり星は見えなかったけど、冬の大三角形とオリオン座は撮れた。
山の端から満月が昇ってきました。
満月に照らされる雪の丘。なんとも幻想的な風景です。
まとめ
これ以上ないという晴天にも恵まれて、素晴らしく感動的な風景を満喫することのできた一日でした。
まだ、冬の北海道には来たことがないって人は、ぜひ一度この風景を見に来てくれたら嬉しく思います!寒さは我慢できないほどじゃないですよ、多分w
北海道の冬の写真は、こちらの記事でもどうぞー。
▼美瑛に行ってきたので雪景色の写真を貼っていくよ
▼冬の北海道の美しさを見てもらいたいので、道東で撮ってきた写真を貼っていくよ
ではでは、またー。
(旅行日:2015年2月5日)