冬の北海道の美しさを見てもらいたいので、道東で撮ってきた写真を貼っていくよ

2014年 1月 9日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

昨年12月は30日連続でブログを更新していたのですが、ちょっとお正月休みのつもりがずいぶん間が空いてしまいました。

2014年最初のエントリーは、昨年末に行った道東旅行で撮ってきた写真を貼っていこうと思います。

昨年の12月24日から27日まで、3泊4日で一年の最後を締めくくる道東温泉旅行に行ってきました。温泉に入るのがメインの旅行だったのですが、天候にも恵まれ、あちこちで冬の北海道ならではの素晴らしい風景を見ることができました。

「私の住む北海道の美しい風景をもっと多くの人に自慢したい知ってもらいたい」というのがこのブログの目的の一つなので、これらの写真を見て「冬の北海道にも行ってみたい!」と思ってもらえると、とても嬉しいです。

それでは、どうぞー。

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屈斜路湖を見下ろす美幌峠からの眺め。
ちょうど真ん中に中島が浮かぶ、見事な屈斜路湖の姿を望むことができます。

でも、風がめちゃくちゃ強く、とんでもない寒さだったので、風景をゆっくり楽しむ間もなく早々に退散してしまいました。せっかくの絶景なのにもったいない。

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屈斜路湖畔の砂湯。
砂浜を掘ると温泉が湧き出ることからこう呼ばれています。

周囲の湖水や砂浜が暖かく居心地がいいからか、真冬でも白鳥が滞在しています。

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湖畔に佇むオオハクチョウたち。
人には慣れているようで、かなり近づいても逃げて行きません。

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川湯温泉の近くにある硫黄山に来ました。
雪原の向こうの岩山からモクモクと硫黄の噴煙が立ち上っているのが見えます。
夏に見るよりも煙の量がすごい気がする。

ちなみに、夏は駐車料金を取られるんだけど、冬だと無料なのは嬉しい。

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噴煙に近づくにつれ、硫黄の臭いがキツくなってきました。
このあたりは地熱で雪が溶け、ゴツゴツした山肌が見えています。

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ごうごうと迫力のある音を立てて、煙を吐き出している噴出口。
さすがにここまで近づくと、頭痛がしてきそうなほど臭いが強くなり、危険を感じるほどです。

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神秘の湖、摩周湖。
冬の凛とした空気が、その雰囲気をよりいっそう神々しいものにしています。

これまで数々の湖を見てきましたが、やっぱり摩周湖の美しさは別格ですね。

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アイヌの人々が「カムイヌプリ(神の山)」と崇めた摩周岳。

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この日の宿泊地、養老牛温泉へ向かう途中、立ち並ぶカラマツの防風林の向こうに、夕陽が落ちていくシーンを見ることができました。
雪景色と夕陽のコンビネーションはどこで見ても素晴らしい。

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中標津町の開陽台。広大な根釧台地と背後に並ぶ山々を、360度ぐるりと見渡せる標高270mの台地です。
北海道を旅するライダーに大人気のスポットですが、冬にはほとんど訪れる人の姿はなく、絶景を独占することができます。

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北海道遺産にも認定されている格子状防風林も一望。

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降り積もった雪の上には、さまざまな風紋が描かれています。

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雪の上に残る小動物の足あと。ウサギでもリスでもなさそうだし、なんだろ?

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続いては、根室海峡に細長く突き出したユニークな形をしている野付半島へ。

堤防の上でオジロワシが休んでいました。
全体的に茶色っぽく、その名の通り尻尾が白いのが特徴です。

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半島より内側は湾になっていて、静かな海面に木々が映っています。

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半島の中ほどにある、潮や風によって立ち枯れたミズナラの木が並ぶ奇観、ナラワラ。

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冬だから葉を落としているのではなく、夏でもこのような荒涼とした景観を見せています。

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半島を走る道路沿いでは、電柱の上にオオワシが止まっている姿が。

両翼を広げると2m以上にもなる大型の鷲で、日本には冬鳥として飛来します。
世界でもわずか約5000羽くらいしか生息しておらず、絶滅危惧種にも指定されている希少な鳥ですが、この野付半島では、こうして電柱に止まるオオワシを5羽ほど見ることができました。

オジロワシと比べると黒っぽく、尻尾と肩のあたりが白いのが特徴。顔つきも凛々しくてかっけー!

ハクチョウやオジロワシやオオワシ、そして今回は見られなかったけどタンチョウと、夏にはなかなか見られない大型の鳥類を見る機会が多いのも、冬の道東の魅力のひとつですね。

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こちらはトドマツが立ち枯れたトドワラ。
道路の行き止まりにあるネイチャーセンターから見ることができます。

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凍りつく海面。

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複雑な紋様を描いています。冬ならではの景観ですね。

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半島の反対側からは、海の向こうに北方領土の国後島を間近に望むことができます。
わずか16km程度しか離れていないそうで、こうして見ても驚くような近さです。

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標津から国道244号線を根北峠へと向かいます。
雪原の真ん中をまっすぐに貫く道。左手には武佐岳、右手には知床連山が続いています。

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根北峠を越えて、斜里のほうへと降りてきました。
知床半島の付け根にそびえる海別岳を雪原から望みます。

このあたりはどこにでも雪原が広がり、どこからでも山々を望むことができ、至る場所に絶景が広がっています。

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沈みゆく夕陽と並木のシルエット。絵になる光景だなぁ。

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雪原に描かれたストライプ模様。

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旅行3日目に泊まった清里町のオーベルジュ、「ホテル清さと」の前から眺めた風景。
山の向こう沈む夕陽と、広い空を染める見事な夕焼けを見ることができました。

この写真を撮影した時刻は午後3時40分頃。冬の北海道、特に道東はとにかく陽の落ちるのが早いです。

まとめ

今回紹介したのは、屈斜路湖、摩周湖、中標津、野付半島、斜里と、広い道東エリアのほんの一部だけなのですが、冬の北海道には、夏には決して見ることのできない感動的な絶景を見られるスポットが、まだまだ数多くあります。

これからも、どんどんいろんな場所に出かけて、冬の北海道の魅力を伝えていければと思ってます!

冬の北海道の写真はこちらの記事もどうぞー。
▼美瑛に行ってきたので雪景色の写真を貼っていくよ | ロプログ

ではでは、またー。

(旅行日:2013年12月24~27日)