こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先週と先々週に、富良野にラベンダーを見に行ってきたので、その時に撮ってきた写真を貼っていこうと思います。
今回巡ってきたラベンダー畑は全部で6ヶ所。本当は早起きして、もっと多くのスポットを巡りたかったんだけど、両日共に寝坊してしまいました。富良野エリアは私の住んでる旭川からクルマで約1時間程度と、いつでも行ける距離にあるので、出かけようと思ってもいつも油断してしまうんですよね(言い訳)。
それでは、ゆるりとご覧くださいませー。
ファーム富田
7月17日。まずは中富良野町の「ファーム富田」へ。
ファーム富田は観光ラベンダー園の元祖で、富良野でラベンダー巡りをするのなら外せないスポット。
いくつものラベンダー園ができた現在でも、断トツで多くの観光客が訪れます。
優美な紫色が広がるラベンダー畑。
ラベンダーはその年の気候によって色付きが大きく変わってきますが、今年は当たり年のようです。
見た目が美しいだけではなく、うっとりするような芳香があたりに漂っています。
ネットじゃ風景は伝えられてもこの香りを伝えられないのが残念!
ファーム富田の最大の見所がこの「彩りの畑」。
ラベンダーをはじめとして、カスミソウ、カリフォルニアポピー、大麦、コマチソウなど、虹色の花々が大地を彩ります。
なだらかな丘に曲線を描くラベンダーの畝。
白いカスミソウと紫のラベンダーの対比。そして紅一点のポピー。
紫のカーペットに引かれた一本の白いライン。
この花穂が長く淡い上品な色合いのラベンダーが、遅咲きの「おかむらさき」という品種。
富良野エリアで最も多く目にするラベンダーです。
ラベンダー畑の奥の丘には、純白のカスミソウを背景に赤いポピーが咲き乱れています。
畝の間には雑草が全く生えていません。手入れの良さでもこのファーム富田は一番だと言えると思います。
ラベンダー、ポピー、カスミソウ。
この日は薄曇りの冴えない空だったので、70-300mmの望遠ズームを付けて、あんまり空は写さないようにしました。
ドライフラワーにするために、収穫されたラベンダーが干されています。
ラベンダーの原種、ラバンジン。細くて花の付きも少なめ。
ファーム富田で最初にラベンダーが栽培されたという、「トラディショナルラベンダー畑」。
ファーム富田では、ラベンダー以外にも彩りあふれる様々な花々が栽培されています。
カラフルで実に華やかな百日草。
お馴染みのマリーゴールドもこれだけ植えられていると圧巻ですね。
ファーム富田の中央に位置する、「倖いの畑」。
「濃紫早咲」、「おかむらさき」、「はなもいわ」、「ようてい」と、主要な4種類のラベンダーが植えられています。
ラベンダーを見たことがない人にはよく間違えられるブルーサルビア。
ラベンダーよりも花期が長く、8月になっても咲いているので、季節外れのラベンダー園に来た観光客が、「あー、まだラベンダー咲いてるー」とか言ってるのを聞いて気の毒な気分になったりします。
ちなみに、奥に見える紫色は本物のラベンダー畑。
かんのファーム
続いて訪れたのは、上富良野町の国道沿いにある「かんのファーム」。
小高い丘がラベンダーで覆われています。
こちらの背が低めでずんぐりとした花を付けるのが、「濃紫早咲」という品種。
その名の通り、早咲きの品種で、濃い紫色の花を付けます。
花が開ききる前の蕾の状態が、最も紫色が濃く見えるのですが、7月中旬だともうかなり花が開いていました。
こちらは「おかむらさき」。
「濃紫早咲」と比べると、背が高く、花穂が長めで、色は淡いので、すぐに見分けが付きますね。
富良野エリアで見られるラベンダーのほとんどは、この2種類のどちらかです。
この「かんのファーム」にも、マリーゴールドやサルビア、金魚草など、色とりどりの花々が植えられています。
楕円形のフォルムが可愛いほうき草(コキア)。キッコロに似てると思うんだ。
この日はファーム富田で時間を使いすぎたので、周ったラベンダー畑は2ヶ所だけでした。
寝坊しちゃったししょうがないね(´・ω・`)
ふらのワインハウスラベンダー園
そして、日を変えて翌週の7月24日。再び富良野へと足を運びました。
まずは「ふらのワイン工場」と「ワインハウス」の間にあるラベンダー畑へ。
よくポスターや絵葉書にも使われている有名な看板のあるラベンダー畑。
ラベンダー園としては小規模ですが、木製の看板といい、背後の木々といい、絵になる風景です。
ハイランドふらの
次に訪れたのが、富良野の市街からクルマで芦別方面へ10分ほど走ったところにある、「ハイランドふらの」のラベンダー畑。
温泉施設の敷地内にラベンダー畑が広がっています。
一週間前とは打って変わって気持ちのいい青空が広がっています。
やっぱりラベンダーも青空の下でみたいよねー。
緑の森に囲まれた、富良野エリアのラベンダー畑では珍しいロケーション。
うーん、少し色あせてきたかな。
せっせと蜜を集めるハチさん。
右に見える建物が温泉施設で、露天風呂からはこのラベンダー畑を望むことができます。
ラベンダー畑見ながら入浴を楽しめるところってなかなかないよねー。
彩香の里
続いては中富良野町の「彩香の里」へ。
なだらかな丘いっぱいに、ラベンダー畑が広がっています。
白っぽい花を付けるホワイトラベンダー。
丘の上まで登ると、ラベンダー畑の向こうに、中富良野の盆地と十勝岳連峰を一望する絶景が目の前に広がります。
こちらにもラベンダー以外の花がいろいろ植えられています。
手前に咲いているのはクレオメの花。
サルビアやマリゴールドが、幾筋ものラインを大地に描きます。
ファーム富田 ラベンダーイースト
お次は上富良野町の東中地区に位置するラベンダーイーストへ。
元々は水田だっという平坦地ですが、ファーム富田が香料の原料としてのラベンダーを栽培しています。その面積は日本最大級なのだとか。
やっぱり時期が遅めだったので、だいぶ色あせてしまってるね。
今回巡ったラベンダー畑の地図
より大きな地図で 富良野エリアのラベンダー畑 を表示
まとめ
北海道に移住して以来、ラベンダーは夏になると毎年見に行ってるんですが、その美しさといいその香りといい、いつも新鮮な感動を与えてくれますね。
この風景を毎年気軽に見に行けるというだけでも、北海道に移り住んで良かったなぁ、と思います。
今回紹介した6ヶ所だけではなく、富良野・美瑛エリアにはラベンダーの見れるスポットが全部で20ヶ所以上あるそうです。
ラベンダーの見頃は7月上旬から下旬にかけて。特に中旬には、早咲きの品種と遅咲きの品種が同時に見頃を迎えるので、一番お勧めの時期です。
皆さんも来年の夏は、北海道・富良野を訪れて、ラベンダー巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ではでは、またー。
(旅行日:2014年7月17,24日)