炎舞う冬の伝統行事、角館の「火振りかまくら」を見てきたよ

2015年 2月 27日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

先日、東北を旅行してきたのですが、そのときに角館の「火振りかまくら」を見てきました。

この「火振りかまくら」は毎年2月13,14日に行われる400年の歴史を持つ伝統行事です。縄の先に付けられた小さな俵に火を点けて、身体の周りをぐるぐると回すことで火の力により厄を払い、家内安全や無病息災など1年の無事や五穀豊穣を祈るのだとか。

本来は各町内ごとに行われる行事なのですが、13日には広い会場で観光客向けにも行われています。

これまでに数々のお祭りを見てきましたが、火祭りというのは見たことがなかったので、楽しみに角館へと向かいました。

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イベント開始の17時前に会場へ。場所は有名な武家屋敷からほど近い桧木内川沿いのある桜並木駐車場です。

私達は宿から歩いて会場まで行ったのですが、隣接する駐車場にも無料で車を停めることができそうでした。

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まずは祈願祭が行われます。

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無料で貰えるおしるこのサービスもありました。嬉しいよね、こういうの。

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日も暮れて、いよいよ火振りの始まる時間が近づいてきました。

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まずは各所に据えられた篝火が点けられます。

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燃え盛る炎は美しいよなー。

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スローシャッターで撮ってもキレイだね。

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まずは地元の男衆が、長さ1mほどの縄の先に付いた小さな俵に火を点け、ブンブンと振り回し始めました。

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うおおう!間近で見ると凄い迫力!!
見た目だけではなく、火花の爆ぜる音や、顔に感じる熱にも圧倒されます。

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会場のあちらこちらで炎がぐるぐる。

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左に写ってる橇のついた箱に乗ってる子供達は、来年のポスターの撮影らしい。

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至るところで炎が舞い踊る様はまさに壮観!

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炎が一周するのがだいたい1.5~2秒くらいなので、三脚を立ててそのくらいのシャッタースピードで撮りまくります。
うーん、やっぱりうまく撮るのは難しいな・・・

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ぐるんぐるん。

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かっけー!まるで炎の龍を召喚したかのよう。

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この「火振りかまくら」は、見るだけではなく参加することもできるので、私も挑戦することに。
本部で500円を支払って受付すると、半纏・軍手・手拭い(頭に巻く用)を借りることができ、炭俵の引換券が貰えます。あ、関係ないですが受付のお姉さんが美人でした。さすが秋田。

装備を身に付け、炭俵を受け取って準備完了!

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炭俵に火を点けてもらい、縄を持った手を頭の上に挙げて、ぐるんぐるんと回します。
勢いがつくまでは意外と重い。

炎を回しているうちに、火と共に生きた太古の記憶が蘇るのか、不思議な高揚感を覚えます。ひゃっはー!

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どりゃっ!

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見よ!我が勇姿を!

回している間は時間感覚が曖昧でよく覚えてないのですが、たぶん1分程度で炭俵はほどんど燃え落ち、手には縄だけが残りました。
この残った縄はお守りとして持ち帰ることができます。

はー、面白かったー。これはぜひ体験しておくべきだわ。

 
火振りを満喫したところで、一旦夕食をとるために会場を離れます。

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19:30頃、会場に戻ってみると、まだ多くの観光客たちが炎をぐるぐるとやってました。

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ぶんぶん振り回してる。

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一つ間違えば大やけどという危険な行為なのに、誰もが楽しそう。

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かなり吹雪いてきたのでレンズは水滴だらけ。でも撮る。

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適当に撮ったんだけど、もう何がなんだかわかんない。

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高さ5mほどの木の棒に稲わらを巻きつけた天筆焼き。
これでお正月のしめ飾りや古いお札・お守りなどを燃やすそうです。

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20時からは、イベントの最後を飾る花火が打ち上げられます。
冬に見る花火ってのも乙なものだよね。

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花火が終わると、この観光火振りかまくらは終了。
でも、まだ炭俵が余っていたのか、回してる人がいた。

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寒さには慣れている北海道民の私でも、さすがに長時間屋外にいると身体が冷えてくるので、篝火で暖をとります。
ふー、あったけぇ・・・炎っていいよなぁ。

まとめ

そう言えば、会場のどこにもかまくらなんて見当たらなかったのに、なんで「火振りかまくら」なんだろ?と思ったら、元々「かまくら」というのは、秋田や新潟などで小正月に行われる伝統行事のことで、雪洞に水神様を祀るものだったのが、いつしか雪洞自体も「かまくら」と呼ばれるようになったのだとか。なるほどー、この「火振りかまくら」の「かまくら」は雪洞じゃなくて行事のことを指すのか。

燃え盛る炎を身体の周りでぐるんぐるん回すなんて、なかなかできるもんじゃないんで、思い出に残る良い体験になりました。

見て美しく、参加して楽しい冬の伝統行事。この季節に秋田県を訪れるのなら、ぜひ見に行くことをお勧めしたいイベントですね。

ではでは、またー。

▼角館の火振りかまくら 2015 | 角館町観光協会
▼火振りかまくら 観光情報 | 仙北市

(旅行日:2015年2月13日)