こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先日、幌加内町で開催された「幌加内町新そば祭り」に行ってきました。
幌加内といっても、北海道外の方は聞いたことがないという人も多いと思いますが、旭川から北西に車で一時間ほどの場所にある町で、そばの生産量日本一を誇っています。
その幌加内で、毎年9月の初めに開かれるのが、今年で20回目を迎える「新そば祭り」。
幌加内町内だけでなく全国各地より、名の知られた名店や腕自慢の愛好家が出店し、さまざまなそばを食べ歩くことができるという、そば好きにはたまらないイベントです。
駐車場に車を停めて、会場へ向かいます。
会場への道の両脇にも、お土産用のそばや雑貨、縁日的な食べ物など、いろんな店が並んでいました。
すでに人もいっぱい。
会場も多くの人でごった返しています。それぞれの店の前には行列も。
みんなそば好きなんやねー。
まず最初に食べたのは、広島の「達磨雪花山房」のもりそば。
「そば打ちの神様」とも呼ばれる名人、高橋邦弘氏の店です。
700円と他の店と比べるとちょっとお高めですが、麺にしっかりとした強いコシがあり、歯ごたえも喉越しも申し分なし!これ旨い!
店の前では、名人自らがそば打ちを実演しています。さすがに鮮やかな手さばき。
「全国高校そば打ち選手権」(そんなのあるのかw)で優勝したという、地元幌加内高校の生徒の店も出店していました。
かけそば400円という良心的な価格が効いてか、この店が一番長い行列ができてました。
幌加内高校の店だけでなく、地元の店はどこも長い行列ができる人気でしたね。
北海道外からは、北は会津から南は大分まで、全部で7軒の店が出店しています。
大分県から来た「ぶんご高田そば」の合鴨南蛮そば。
甘めの出汁がいいね。
そば粉を使った衣で揚げたという唐揚げがあったので、ついつい一緒に頼んでしまいました。
そばの香りはよくわかりませんでしたが、鶏はジューシーで美味しい。
公民館の外壁にでかでかと掲げられた、歌謡ステージに登場するらしい韓流スターっぽい人の垂れ幕。
歌謡ステージには、山本譲二も登場するようです。こんな小さな町にこれほどのビッグネームが来てくれるとは!
ステージでは、そばの早食い大会が行われていました。
そばとはなんの関係もなさそうですが、お姉さんたちがフラダンスを踊ったりもしてました。
会場の奥には、世界各国のそば料理のコーナーがあります。
ロシアのそばクッキー、中国のそば蒸し餃子、フランスのガレット、スロヴェニアのそば粉フルーツケーキ、韓国のそばチヂミ、カナダのそばベーグル、アメリカのそば粉パンケーキなど、国際色豊かなそば料理を味わうことができます。
その中でも一番人気を集めていたのは、ガレットを売るフランスの店。
1時間以上並んで、ようやく買うことができました。
ソーセージとチーズのガレット。
ほんのりそばの香りのするクレープ生地とチーズが良く合います。
塩バターキャラメルのガレット、バニラアイス添え。
福井県の越前そば。大根おろしが乗っているのが特徴です。
大根おろしとそばって相性抜群だよなー。他の地方ではあまり見られないのが不思議。
新潟県から来た「小嶋屋総本店」のへぎそば。
つなぎに海藻を使っているそうで、ツルツルした独特の食感です。
二人でそば4杯(枚)とガレット2つ食べたところで満腹。
本当はもっと食べたかったんだけど、大分の鶏唐揚げでお腹をふくらませてしまったのが計算外でした・・・
ステージには山本譲二が登場。
「みちのくひとり旅」を熱唱していました。
さすがはジョージ。すごい人が集まってる。
全国的なブームに乗って、いつの間にかこの幌加内町にもゆるキャラが誕生していたようです。
そばの実をモチーフにしたゆるキャラ「ほろみん」。このイベントが初お披露目らしい。
なかなかかわええ。
たっぷりとそばを満喫できる、まさにそば三昧のイベントでした。
幌加内町では、8月にはいたるところで、白い花を付けたそば畑が広がる風景を見ることができるので、こちらもお勧めですよ。
ではでは、またー。
(旅行日:2013年9月1日)