こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
ここ数年、年末には温泉へ泊まりに行くことにしています。
昨年末は、道東へ行こうか?それともニセコ?と悩んだのですが、旭川からすぐ近場の美瑛にある白金温泉の「湯元白金温泉ホテル」で、1日5組限定の1泊2食5000円という格安プランを見つけたので、こちらに泊まりに行くことにしました。
旭川から約1時間弱で十勝岳の麓に位置する白金温泉に到着。
白金温泉自体はもう何度も訪れていて、他の宿には泊まったり日帰り入浴したりしているのですが、この「湯元白金温泉ホテル」に入るのは初めて。
ロビーとフロント。
大きな王将と羽生善治さんの写真が飾られています。何か関係あるのかな?
ラウンジ。裏手の窓からは雪景色を眺めることができます。
古めの建物なんだけど、部屋はかなりキレイで快適。
8畳の和室で、椅子とテーブルの置かれた広めの広縁が付いています。
安いプランだったからか、渓谷とは反対側の部屋なので、窓からの眺めはそれほど良くありません。
玄関横には洗面台。その下に冷蔵庫と下駄箱が並んでいるというちょっと変わった造りです。
浴衣とタオル類。温泉宿にはよく用意されている小袋はありませんでした。
部屋に用意されていた、しいたけ茶とおまんじゅう。
少し休んでから、温泉に入りに行きます。
脱衣所は広くて明るくてキレイ。
でも、何故か詳細な温泉分析書が見当たらない。せっかくいいお湯なのになぁ。
内湯には3つの浴槽があり、一番奥が温泉、手前の二つは真湯と水風呂です。
露天風呂に出なくても、大きな窓からは渓谷の雪景色を眺めることができます。
谷間に面した場所にある岩造りの露天風呂。
おー、これは素晴らしい!
お湯は緑褐色の薄い濁り湯で、もちろん源泉掛け流し。
泉質はマグネシウムやカルシウムを含む芒硝泉(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉)で、成分総計も4.6g/kgとかなりの濃厚さ。
さまざまな効能があり、プラチナ(白金)に喩えられたというのも納得の名泉です。
はふー、いいロケーションにいいお湯。雪見の露天風呂、最高だわー。
露天風呂から見える深い渓谷。
男性用露天風呂は向こうの橋から丸見えですw
露天風呂に入る前には凍えるような寒さを感じたのに、じっくり温泉に浸かってから上がると、ほとんど寒くない!
この季節には嬉しいとても温まるお湯でした。
夕食はテーブル席の食事処で。着席する前からほとんどの料理が並べられています。
5000円という超低料金なので、どんなものが出てくるのかと思いましたが、思いのほか品数も多く、なかなかの充実度。
うん、価格を考えると悪くないどころか上々だねー。
白子が旨い!数ある品のなかで、これが一番のヒットかな。
豚の角煮も脂身がとろける。
天ぷら。
揚げたてを持ってきてくれるわけじゃないので、すこし冷めてる品もあったけど、価格を考えるとしょうがないか。
いも餅とたっぷりの野菜が入った鍋。寒いこのシーズンには嬉しい一品。
デザートはイチゴの乗ったババロア。
料理の質も品数も予想していたよりずいぶんと良かったので、満足の夕食でした。
ごちそうさまでした!
翌朝の朝食は同じ食事処でのバイキングです。
それほど大きな宿ではないので、品揃えは少なめ。
これといった一品があるわけじゃないけど、ソーセージがバイキングにありがちな安っぽいやつじゃないのが嬉しいし、なんと言っても温泉卵もあるので満足。
まとめ
ところどころ設備に古さを感じたり、接客サービスがいまいちだったりと、気になる点はいくつかありましたが、キレイで快適な部屋や、まずまずの食事、極上のお湯と雰囲気を楽しめる温泉を考えると、1泊2食5000円という宿泊料金はかなりお得ですね。
温泉が少ない富良野・美瑛エリアで、いいお湯といいロケーションの露天風呂を低料金で思う存分楽しみたいという人にはピッタリの宿だと思います。特に雪見風呂を満喫できる、この季節にはお勧めです。
ではでは、またー。
(旅行日:2014年12月25,26日)