
【富士伊豆静岡旅行記#6】の続きです。
この旅行3日目の宿も温泉旅館に泊まります。
伊豆を代表する温泉地、熱川温泉。何軒もの宿が並ぶ海沿いの通りに、「片瀬館ひいな」は建っています。

細い道路を挟んですぐ相模湾に面しているという好ロケーション。
全ての部屋から海を望むことができるそうです。

おしゃれな雰囲気のラウンジ。
ここでウェルカムドリンクのゆずジュースを頂きながら、チェックインの手続きを行います。

女性は色浴衣を選ぶことができます。
最近の旅館ではよくあるサービスですね。
宿泊プランはいろいろあったのですが、眺望は今ひとつだけど、リビングと寝室の2間ある広めの部屋で、夕食に伊勢海老、アワビ、牛ステーキの付くプランを選びました。
宿泊料金は1泊2食で14700円。

ソファと42型大画面TVのあるリビングルーム。
旅行中にテレビを見ることはほとんどないので、あんまり意味ありませんでしたが。

和風ベッドルーム。

部屋は建物の奥まった場所に位置するため、眺望はあまりよくありませんが、一応、海を見ることはできます。
さて、ちょっと休憩したところで、お風呂に入りに行きます。
無料で入れる貸切露天風呂があるのが、この宿の大きな魅力。
特に予約など必要なく、空いていればいつでも自由に入ることができます。

無料貸切露天風呂にはそれぞれ名前が付いています。
「遠笠」

「万二郎」

「万三郎」
それぞれ眺望が開けているというほどではないのですが、海を見ることもできます。

無料の貸切露天風呂は3つと聞いていたのですが、もうひとつ陶器の湯船の露天風呂もありました。

露天風呂ではないのですが、無料の家族風呂もありました。
他にも有料の広い貸切露天風呂もあるようです。

そしてこちらは大浴場の内風呂。
大浴場は最上階にあり、海を眺めながらの湯浴みを愉しむことができます。

大浴場の露天風呂。
一人サイズの小さな湯船が二つあるだけですが、それだけにリラックスでき、天井もないので、この上ない開放感を味わえます。

露天風呂からの眺め。
どこまでも続くような水平線を一望です。
これだけお風呂がたくさんあると、入るのに忙しいですね。
そしてあっという間にお楽しみの夕食の時間。
食事は和風のレストランでいただきます。

マグロ、カンパチ、ムツ、サザエの刺身。どれも新鮮で美味しい。

カルパッチョとサザエの壷焼き。

伊勢海老の刺身。ぷりぷりの食感がいい!

昨日、泊まった弓ヶ浜の「月見屋」に続いて、金目鯛の姿煮がでてきました。
また違った味付けでこちらも美味しい。

アワビの踊り焼き。動いとるー!
焼きあがったアワビはバターを乗せて、食べやすいサイズに切ってくれます。

牛肉のステーキ。
こう海の幸ばかり食べてると、肉がやたらと美味しく感じますねー。

デザートはマンゴーのアイスクリーム。
ごちそうさまでした!
伊勢海老、金目鯛、アワビ、牛肉と、豪華な食材が次々と登場する圧巻の夕食に大満足でした。

そして翌朝の朝食。
昨日出た伊勢海老の頭を味噌汁にしてくれます。この溶け出た旨みがたまらない。

この旅行で泊まった3軒の宿、全てで朝食に鯵の干物が出てきました。
北海道では焼鮭のほうが多いのですが、このあたりでは定番のようですね。

朝食からデザートにプリンが付くのは嬉しい。
ゆっくり落ち着ける貸切露天風呂に、大海原を見渡す大浴場、そして伊豆の海の幸をまるごと楽しめるような食事と、とても満足度の高い時間を過ごすことができました。
和風旅館なのですが、館内のいたるところにモダンでオサレな雰囲気が漂っているのもポイント高いですね。また泊まりたくなる良い宿でした。



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