
【富士伊豆静岡旅行記#14】の続きです。
旅行も7日目、とうとう最終日です。
強羅の温泉旅館をチェックアウトして、まずは大涌谷に向かいます。

大涌谷は箱根火山の噴煙地で、山のいたるところから噴煙が上がっています。

もくもく。

煙の量は、北海道の硫黄山や東北の玉川温泉などに比べると、意外と控えめな印象。

大涌谷の名物と言えば黒たまご。
かごに入れらた大量のたまごが運ばれていきます。

たまごを温泉で茹でているところ。
この温泉成分の影響で、殻が真っ黒になるそうです。

黒たまごは5個入りで500円。
ひとつ食べると7年寿命が延びるんだとか。
温泉の薫りがしっかり染み付いていて美味しい。

この辺りは暖かくて居心地がいいのか、二匹の猫が丸まっていました。

なかなかの奇観なので、箱根に来たら訪れる価値はありますね。
大涌谷を降りて、次は宮ノ下温泉にある日本を代表するクラシックホテル「富士屋ホテル」へと向かいます。
富士屋ホテルは明治11年創業という伝統あるホテルで、ヘレン・ケラーやチャップリンなど、歴史的著名人が宿泊したことでも知られています。

坂道を登って行くと、まず目に入るのは昭和11年建築の花御殿。
有形文化財に登録されています。

まるで寺社建築のような重厚感があります。


本館の入り口。
見学者のために館内を開放しているので、中に入ってみます。

ホテルの中もクラシカルでお洒落な雰囲気。

高級感溢れるロビー。

ホテルの裏手には5000坪の庭園があり、散策を楽しむことができます。

庭園から西洋館を見下ろします。

昭和5年建築の食堂棟。三重塔のような構造が目立ちます。

明治24年に建てられた本館も登録有形文化財です。
和洋の調和した見事な建築ですね。

圧倒的な高級感に思わず怯んでしまいそうなホテルですが、宿泊予約サイトで確認してみると、素泊まりだと一人1万円以下とお手頃な価格で泊まれるプランもあるようです。
いつか宿泊してみたいですね。

ホテル前にあるベーカリー「PICOT」で買った可愛い形をしたリンゴパン、250円。
中に甘いリンゴのフィリングが入ってて美味しい。

カレーパンは300円。
これまでに食べたカレーパンの中で一番高かったけど、味は割と普通かなー。
これでこの旅行の観光はおしまい。箱根を離れて、高速道路で成田へと戻ります。

海老名のサービスエリアで買ったエビカレーパン。
首都高速で大渋滞に遭いながらも、無事に成田のレンタカー店に到着。
空港まで送迎してもらい、行きと同じくスカイマークの旭川便で、本州を後にしました。
やはり地元の空港で発着できると、本州への旅行もとっても楽ですねー。
6泊7日の富士伊豆静岡旅行でしたが、メインの目的だった金環日食もばっちり見れたし、美味しい海の幸やローカルB級グルメを味わうこともできたし、雄大な富士山の姿を眺めることができたし、格式ある神社仏閣を巡ることもできました。
あ、あと熱川バナナワニ園の可愛いレッサーパンダ達の姿をたっぷり満喫できたのもいい思い出になりましたね。
特に富士山周辺や伊豆半島は見所が多く、非常に魅力的なエリアなので、また是非とも再訪したいところですね。
それでは、また!



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