こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先日、北東北を鉄道旅行したときに、奥入瀬渓流沿いに建つ温泉リゾートホテル、「奥入瀬渓流ホテル」に泊まって来ました。
5月に宿泊した舘山寺温泉の「花乃井」と同じく、星野リゾートの経営する宿で、奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のホテルだそうです。
ホテルへは八戸駅から無料の送迎バスが出ているので、利用させてもらいました。自由に移動することの難しい鉄道旅だったので、これだけの長距離を送迎してもらえるのはありがたいですね。
送迎バスは予約が必要なのですが、WEBから予約できるのも楽でいいです。
バスは1時間45分でホテルの前に到着。
いかにも山のリゾートホテルっぽい外観です。
広々したロビーでチェックインの手続きを行います。
ウェルカムドリンクとして、抹茶とりんごジュースをブレンドしたものを出してくれます。変わった組み合わせだけど、これ意外と合うねー。
部屋は10畳の和室です。リゾートホテルですが、温泉もあるのならやっぱり和室のほうが落ち着けるよね。
浴衣や半纏、タオル、バスタオルなど。足袋も用意されています。
ちょっと足が寒いけど靴下をはくのは無粋ってときに、足袋があると嬉しい。
宿泊費をケチって一番安いプランにしたため、部屋は渓流の反対側です。
窓から外を見ると眼の前に広がるのは森でも渓流でもなく駐車場。
お茶セットと冷蔵庫。
部屋に用意されていたお菓子はおまんじゅうです。
ホテル内にも温泉はあるのですが、少し離れた場所にある混浴の露天風呂、「八重九重の湯」が素晴らしいというので、送迎バスに乗って入りに行くことに。
緑の木々に囲まれた自然の中、流れ落ちる滝を見ながら湯浴みを楽しむことができます。
お湯は単純泉なのですが、白い濁り湯で、ほのかに温泉らしい硫黄の匂いも。
大自然との一体感が全身に満ちてくるような、素晴らしい温泉でした。モミジも多いようなので、秋になるとさぞキレイだろうなぁ。
混浴ですが、湯浴み着が用意されているので、女性でもあまり抵抗なく入れると思います。
「八重九重の湯」の休憩所。長湯したおかげで帰りのバスの時間が迫っていたので、ここではゆっくりできませんでした。
岡本太郎デザインの大きな暖炉が置かれたラウンジ。
一面の窓には、奥入瀬の森が緑のカーテンのように広がり、自然を間近に感じながらくつろぐことができます。
ラウンジではりんごを使った美味しそうなスイーツが味わえるのですが、その価格を見て諦めました・・・
ラウンジの窓際には可愛い苔玉。
ラウンジ前にはガイドデスクがあり、各種アクティビティや渓流散策の相談に乗ってもらえます。
ラウンジで一休みしてからさらに温泉です。
ホテルのほうにも、さらに2ヶ所の温泉浴場があるのですが、まずは東館の渓流露天風呂へ。
渓流とは少し離れていて、浴槽の縁に立たなければ見えないのですが、緑の木々を眺めながらの入浴が楽しめます。
写真はないのですが、夜は西館の展望大岩風呂に入って来ました。こちらは露天風呂ではないのですが、窓が大きく開放感があります。
さて、夕食はレストランでバイキングです。
新鮮な地元産の野菜が並ぶサラダバー。
ヒバのせいろで蒸した、カボチャ、人参、ジャガイモ、ゴボウなどの野菜。
マグロ、イカ、小さなホタテ、甘エビのお刺身。
和洋中の様々な料理が並んでいて、どれを取ろうか目移りしてしまいます。
コース料理の前菜に出てきそうな、野菜を盛り合わせたプレートも作ってくれます。
こうして並べてみると、なんだかバイキングとは思えないような立派な料理に見えてきますね。
豚の冷しゃぶとか、ビーフシチューとか、イカとホタテの刺身とか、蒸しカボチャとか、菜の花のおひたしとか、ミネストローネとか。
八戸の郷土料理、せんべい汁もありました。バイキングでもこういう郷土色を出してくれるのはいいですよね。
牛肉鉄板焼き、地元産野菜の天ぷら、ホタテの味噌焼きは、焼きたて揚げたてを出してもらえます。
どれも美味いっ!
プリン、ゼリー、杏仁豆腐など、デザートの種類も充実しています。
目の前で仕上げてくれる、すだちのチーズムース。
チョコレートファウンテンもありました。
「デザートは別腹」の相方が欲張っていっぱい取ってきたw
野菜料理から魚介料理、肉料理にデザートまで、品数、クオリティ共に、文句なしのバイキングでした。
これまでに数々の宿で夕食バイキングを食べて来ましたが、その中でも屈指の満足度ですね。
夜のラウンジはいい雰囲気。ライトアップされた森を見ながら、ゆったりした時間を過ごすことができます。
さて、翌朝は早起きして、早朝の奥入瀬渓流を散歩して来ました。また、そのときのことは、次のエントリーで書こうと思います。
散策からお腹をすかせて帰ってきたところで朝食です。
朝食も同じ会場でバイキングです。
さまざまなドリンクの並ぶジュースバー。青森なので、もちろんりんごジュースも。
青森県産のりんごジュースを使ったアップルトースト。
朝もバラエティに富んだ料理が並びます。
フルーツ。ゴールドキウイのあるバイキングなんて初めて見た!
朝食バイキングの定番、目の前で作ってくれるオムレツ。厚焼きのベーコンを添えてくれます。
あれこれ取ってきました。手前のカップはりんごのクリームシチュー。緑の飲み物はりんごと小松菜のジュースです。
和食のメニューも充実しています。特に焼きたてを頂ける八戸前沖さばの塩焼きが、脂のりまくりで絶品!
豪華朝食の締めは、鯛茶漬け。これまた旨いー。
夕食はいいんだけど、朝食は手抜き気味という宿もあるのですが、このホテルでは朝から舌もお腹も大満足することができます。
どれも美味しくてお腹いっぱい食べ過ぎてしまいそうになるので、昼食にも美味しいものを食べる予定があるときは注意が必要ですねw
ちょっと休憩してから、また東館の渓流露天風呂へ。
男女入れ替え制になっているので、前日とは違うお風呂を楽しむことができます。
そして、あっという間にチェックアウトの時間。
八戸駅だけでなく、新青森駅への送迎もしてくれるので、帰路はこちらのバスに乗りました。
バスを見送ってくれる従業員の方々。ありがとうー、また来るよー。
ホテルを出るときには、青空が広がっていました。
この旅行、最終日になって初めて見る晴天です。
今回の宿泊費は、1泊2食、部屋は山側の和室で夕食はビュッフェというプランを公式サイトから予約して、13,300円でした。星野リゾートの宿は公式サイトから予約するのが一番安いようですね。
ちなみに渓流側の部屋を選ぶと3000円ほど高くなります。
食事も4000円ほどプラスすると和食膳を選ぶこともできました。これも美味しそうだったので、次回泊まるときにはこっちを選んでもいいかな?
30日以上前に予約すると、安くなるプランもあったので、計画が決まったら早めに予約するのが良さそうです。
ではでは、またー。
▼【公式】星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル|渓流沿い唯一の温泉旅館ホテル
(旅行日:2013年7月12,13日)