
こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
去年の秋、札幌の二大紅葉スポットと呼ばれる、豊平峡ダムと札幌国際スキー場へと行ってきました。
この記事はその様子を書きかけたまま放置していたんだけど、今年も紅葉シーズンが近づいてきたということで、完成させて公開することにしました。
この前日は定山渓温泉の「翠山亭」に泊まっていたので、朝チェックアウト後、すぐに豊平峡へと向かいます。
豊平峡の駐車場へは定山渓の温泉街から4kmほどの距離。以前、紅葉の時期の週末に行ったときには、大渋滞で1時間以上かかったのですが、この日は平日ということもあってか渋滞も全くなく、10分ほどで到着することができました。

駐車場から豊平峡ダムまでの約1.5kmの道はマイカーで通ることはできず、徒歩で行くかハイブリッド電気バスを利用することになります。
電気バスの料金は大人往復で620円。ですが、あとで行く札幌国際スキー場の紅葉ゴンドラとセットになったチケットが1400円であるので、こちらを購入しました。このチケットだとそれぞれのチケット買うよりも320円もお得です。

電気バスに乗り込み豊平峡ダムへと向かいます。
ダムサイトまでの道はほとんどがトンネルの中です。

トンネルが途切れたところから、紅葉に彩られた岩山を望むことができます。

その反対側に見えるのは「九段の滝」。
このあたりの風景もゆっくり眺めるなら、バスに乗るより歩いたほうが良さそうですね。

ダムサイトに到着しました。

バスの降車場の近くで、真っ赤に色付いたモミジが出迎えてくれます。

ダムに湛えられた水の色は緑白色で抹茶オレっぽい。

ダム湖と反対側の岩壁。

豊平峡ダムは北海道には2ヶ所しかないアーチ式のダムで、6月から10月の間は観光放流を行っています。

豪快な放流は上から見てもかなりの迫力!

アーチの上は歩くことができるようになっています。

ダム湖の反対側は深い谷間になっています。

谷間も色とりどりの錦で飾られています。

放流を真上から見下ろしてみる。うおー、高けー!

覗き込むと足がすくんでしまいそうな高さです。

アーチの向こう側にそびえる岩山も、紅葉に美しく彩られています。

まさにちょうど見頃みたい。いい時期に来れたなぁ。


先程とは反対の角度から放流を眺めてみる。

ダムの高さと放流の迫力に圧倒されます。

ダム湖。右側の岩山は千畳岩と呼ばれているらしい。

展望所へと上がれる小型のリフトカーがありました。
HIGUMA号という名前も付いてます。ちっちゃくて可愛いw ヒグマというより子グマやね。
歩いても5分程度ですが、無料なので乗ってみることに。
リフトカーを降りたところには、ジンギスカンなどを食べられるレストランや売店の入った「だむみえーる」というレストハウスがあり、そのすぐ近くが展望所となっています。

一際鮮やかな黄葉を見せる木。樹種はわかんなかった。

展望所からダム湖を見下ろします。

ここからも放流の様子を見ることができます。

ダムの全景。おー、壮観やねー。
この自然の中に、よくもまあこんな巨大な建造物を作ったもんだなぁ。

展望所から下へ降りる途中、脇に森の中を行く遊歩道が続いていて、さらに高い位置にある展望所に行くことができます。

丸いカツラの葉。

木々の間から覗くダム。だいぶ登ってきた。

まだらに色付くコハウチワカエデ。一枚の葉でこれだけくっきり色が分かれるのが不思議。

これも同じコハウチワカエデだけど、こちらはオレンジと赤の二色に色づいています。

写真撮ったりしながらのんびり登って、15分くらいで展望所に到着。
あら、木が邪魔してあまりダムの下のほうまでは見えない。

遊歩道を下り、再びダム湖の近くへ戻ってきました。

奥の方に豊平峡ダム資料館があるので行ってみることに。
資料館の展望台からは湖を眺めることができました。

再び電気バスに乗り、トンネルを通って駐車場に戻ります。

次は定山渓から道道1号線を小樽方面へ向かって走ります。
途中、定山渓ダムによって造られたさっぽろ湖の湖畔に立ち寄ります。
このあたりも紅葉が見頃だけど、少し日が陰ってきちゃったかな。

さらにクルマを走らせ、札幌国際スキー場に。
山頂へと向かうロープウェイは、この時期「紅葉ゴンドラ」として運行されています。
料金は大人往復1100円ですが、豊平峡でセット券を買っているので、ここではチケットを引き換えるだけです。

8人乗りのオレンジ色のゴンドラに乗り込みます。紅葉色なのかな?

出発!

色付く山々。

ぐいぐい登っていきます。

後ろを振り返ってみる。

上の方まで登ってくると、このあたりはもう紅葉も終わりかけています。

右手には小樽の街や港、そして広がる海が見えてきました。

15分ほどで山頂に到着。

スキー場のゲレンデなので、今は斜面に草原が広がっています。

その向こうには小樽の街と港が。

なだらかな斜面を少し下ったところに、展望所があります。

このあたりはもうちょっと早い時期のほうが見頃かな。

再びゴンドラに乗り、下界へと降りていきます。

この後、定山渓のほうへ戻り、中山峠を越えてニセコへと向かいます。
その途中、中山峠の手前では、眼下に広がる樹海も美しく色付いていました。
まとめ
この日は天気にも紅葉のタイミングにも恵まれ、美しい秋の一日を存分に満喫することができました。
紹介した両紅葉スポットの見頃は、例年10月上旬から中旬にかけて。札幌市内からも新千歳空港からも比較的行きやすい場所にあるので、北海道に住んでいる人はもちろん、この時期の北海道を旅行する道外の人にもお勧めですね。
同じく紅葉の名所として知られる定山渓温泉にも近いので、温泉旅館に泊まって北海道の秋を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか?
ではでは、またー。
▼新緑と紅葉が映し出す湖の豊平峡(ほうへいきょう) オフィシャルサイト
▼札幌国際スキー場 紅葉ゴンドラ
(旅行日:2014年10月7日)



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