オオサンショウウオを熱く推してくる「京都水族館」に行ってきたよ

2015年 1月 28日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

昨年(2014年)の12月、京都を訪れました。

メインの目的は嵐山で行われていた光のイベント「嵐山花灯路」を見ることだったのですが、その翌日、帰路につくまでに半日ほど時間があったので、前から気になっていた「京都水族館」に行ってみることにしました。

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京都水族館は、京都駅の烏丸口から西へ歩いて15分ほどの梅小路公園内に位置しています。
歩けない距離ではないのですが、雨も降っていたのでバスを利用することに。

「七条大宮・京都水族館前」でバスを下車し、2,3分歩いたところで、京都水族館の入口に到着します。

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水族館の入館料は通常大人2050円ですが、バスの一日乗車券を持っていたので1850円になりました。

京都水族館は、2012年3月にオープンした新しい施設で、内陸型の水族館では日本最大級なのだとか。そう言えば水族館ってだいたい海の近くにあるよね。こんなに海から離れた場所にあるのは確かに珍しい。

とは言っても、展示生物は150種15,000匹、水槽総容量は約3000トンと、「沖縄美ら海水族館」や「名古屋港水族館」などの大型水族館と比べると規模はかなり小さめ。2,3時間あれば充分周れそうです。

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館内に入り、最初の「京の川ゾーン」でまず出迎えてくれたのが、地元を流れる鴨川に生息しているというオオサンショウウオ。
うおお、でけえ!こんなんが日本の川にいていいのか?川遊びしててこれに遭遇したら腰抜かすわ。

国の天然記念物に指定されているというこのオオサンショウウオは、世界最大の両生類で、最大で全長150cmにも達するのだとか。

確かに京都どころか日本中探しても、これほどインパクトがある生物はそうそういないだろうし、オオサンショウウオをイチオシにするのもわかる気がする。

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ぎゃー、うじゃうじゃおるー!!

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でも、よく見たらおめめがつぶらでなかなか可愛い気もしないでもない。

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冬の期間、水族館内の3ヶ所の水槽で、3Dプロジェクションマッピングが行われています。
オオサンショウウオのいる水槽も、カラフルに彩られていました。
プロジェクションマッピング、いろんなイベントで流行ってるけど、水族館でまでやってるとは。

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オオサンショウウオのあとだと、カエルもずいぶんと可愛らしく見える。
普通、両生類っていったら、これくらいのサイズだよな。

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赤いお腹がチャームポイントのイモリ。
イモリは両生類でヤモリは爬虫類なんだぜ(豆知識)。

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京都北部を流れる由良川を再現したという水槽。
イワナやヤマメ、コイやフナといった魚が泳いでいます。

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これ、なんて魚だっけ?

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続いては「かいじゅうゾーン」へ。
広く明るい水槽の中を、ミナミアメリカオットセイが気持ち良さそうに泳いでいます。

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二頭で仲良さそうにじゃれあってる。

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岩の上でお昼寝するオットセイ。毛が意外とケバケバしてるのね。

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高い岩の上にも。そんなところで寝てると危ないよー。

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ヘンな格好。

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オットセイの隣にいたのはゴマフアザラシ。
私の地元、旭山動物園でもお馴染みの円柱形水槽がありました。
旭山動物園のものとは違って、上部に通り抜けられるようにはなってないけど。

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むふー

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ぷしゅー

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ばるーん

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トレーナーさんがアザラシたちにちょっとした芸を仕込んでいました。
アザラシも水面をジャンプできるのかー。

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雨の中、立ったまま水に浮かび、気持ち良さそうな表情を浮かべるゴマフアザラシ。風呂に入ってるおっさんみたい。

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お次は「ペンギンゾーン」。
京都水族館で飼育しているペンギンは、南アフリカに生息しているケープペンギン1種でした。

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スイスイ泳ぐケープペンギン。
水槽のガラスや水がとてもキレイなので、写真撮りやすくて嬉しい。

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次に現れるのが500tの水量を誇る大水槽。
渦を巻くように泳ぐイワシの群れや、羽ばたくようなエイの姿が幻想的で美しい。

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大水槽の前にもスクリーンが降りてきて、プロジェクションマッピングが投影されていました。

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2階に上ると、地上にいるケープペンギンたちの姿を見ることができます。

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ビシッと気をつけするケープペンギン。

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続いては、たくさんの個性的な海の生き物が展示されている「海洋ゾーン」へ。

ヤシガニ。強そう。

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エメラルドのような美しい緑色をしたフグ。

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タツノオトシゴもいるよ。

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オオモンカエルアンコウ。ぶさいくw

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熱帯魚の水槽はカラフルで華やか。

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これまで、カクレクマノミを見るたびに「あ、ニモだー」とか言ってたけど、今調べたら、なんてこったい!ニモってカクレクマノミじゃないらしいよ!

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カクレクマノミの赤ちゃん。可愛らしい。

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最近、CDアルバムもリリースしたという、人気上昇中のチンアナゴさんとニシキアナゴさん。ニョロニョロ。

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いかつく派手派手しいミノカサゴ。

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クラゲ研究所的な場所。

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輝くような傘も、白糸のような触手も美しい。

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クラゲ水槽にもプロジェクションマッピング。
3ヶ所のプロジェクションマッピングのうち、ここが一番キレイだなー。

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タコ。なにこいつ怖い。まるでエイリアンやん!

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「生きた化石」と呼ばれるカブトガニ。

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こいつは北海道の市場でもよく見かける。

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こいつは沖縄の市場でもよく見かける。

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「イルカスタジアム」に、一日に数回行われるイルカのショーを見に来ました。
やっぱこれが水族館の花形だよね。

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4頭のハンドウイルカがさまざまなパフォーマンスを見せてくれます。

他の水族館のイルカショーのような派手なアクションは少なめですが、京都水族館のショーは「音」をテーマにしていて、イルカのそれぞれに個性的な鳴き声を聞かせてくれたり、ショーの前に配られる笛でイルカたちと「合唱」したりすることができます。

しかしこの笛、ストローに切れ目を入れたものなんだけど、私にはどう頑張っても音が出せない・・・周りの人たちはブーブー鳴らしてるのにー。

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トレーナーさんの指示に合わせてくるくる回転。

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ステージにも上がります。

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ショーの途中、プール脇の通路から、ケープペンギンがペタペタ歩いてきてご挨拶。

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噴水の上を跳びまわるイルカたち。

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ショーが終わっても水を口で受け止めて遊ぶハンドウイルカ。可愛いなぁ。

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京都に生息している希少な生物を展示している「山紫水明ゾーン」。
どじょっこがいた。

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水生昆虫の王者、タガメ。こいつも強そう。

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カフェでいただいた「九条ねぎのてっぱいチキンバーガー」。
フライドチキンの上に九条ねぎの酢味噌和えがのっています。なかなか、これ合うね。うん、美味しい。

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屋外に出ると、この水族館で最後のエリア「京の里山ゾーン」があります。
雨が降っていたしあまり時間もなかったので、ちゃんと見なかったんだけど、棚田や用水路など、日本の里山を再現したというどこか懐かしい風景の中に、カエルやナマズ、フナなどが暮らしているそうです。

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最後はお土産屋さん。
京都水族館のエース(?)、オオサンショウウオのぬいぐるみが猛烈に推されていました。

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クリスマス前だったので、オオサンショウウオクリスマスツリーが飾られていた。なんぞこれーw

まとめ

入館してから出るまで、ゆっくりと周って、だいたい2時間40分くらい。水族館としての規模は大きくないものの、さまざまな工夫が凝らされていて、充分楽しむことができました。

特に水槽のガラスや水が、これまで見てきた水族館の中でも一番と言えるほどキレイで、動物たちの姿をクリアに見ることができるのはいいですねー。

京都駅からすぐ近くにあり、比較的短時間で周ることもできるので、「京都観光でちょっと時間余ったけど、あまり駅からは離れたくない」ってときに、訪れてみるのもお勧めです。

ではでは、またー。

▼京都水族館

(旅行日:2014年12月16日)