こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先日、北見市留辺蘂の温根湯温泉に泊まってきたのですが、そのときにすぐ近くにある「おんねゆ温泉 山の水族館」に行ってきました。
普通、水族館といえば、海の近くにあることが多いのですが、この「山の水族館」は、「川にだって魚はいるんだから、山に水族館があってもいいじゃないか」ってことで造られ、北海道だけでなく世界の珍しい淡水魚が展示されています。
施設自体はずっと以前からあったようなのですが、2012年にリニューアルされてから、小規模ながらもユニークな展示で、かなりの人気を集めているそうです。
場所は「道の駅おんねゆ温泉」のすぐ裏側にあります。
入館料は670円ですが、宿泊した「大江本家」で510円の割引チケットを買うことができました。JAFの割引でも同じ値段で買えるようです。
館内に入ると、まず目に入ってくるのが、滝壺を泳ぐ魚を下から見上げることができるという日本初の水槽。
「生命がきらめく滝つぼ」と名付けられたこの水槽では、その名の通り魚たちが銀色の鱗を煌めかせながら、激流の中を力強く泳いでいます。
こういう動物本来の生き生きとした姿を見せる展示は、私の住む街、旭川の旭山動物園に通じるものがありますね。
泳いでいるのは北海道にのみ棲息するイワナの仲間、オショロコマ。赤い斑点がトレードマークです。
これもオショロコマ、かな?
日本初の水槽に続いて、こちらはなんと世界初!水面が凍った川の中を見ることができる水槽なのです!って、3月下旬のこの時期にはもう凍ってなかった・・・
でっかいニジマス。これだけでかいと食べ応えありそう。
こちらの水槽にもオショロコマ。お前顔いかついな。
パーマークと呼ばれる青い楕円形の模様が美しいヤマメ。
さらにオショロコマ。
白くて大きめの斑点が特徴のアメマス。
さらに進んでいくと、小さめの水槽が並んでいるコーナーがあり、北海道に生息している魚や水棲小動物が展示されています。
ドジョウっぽいのがいた。
ちっちゃくて可愛らしいエゾサンショウウオ。
岩の下に隠れるシャイなカニ。
ヒメマスが群れをなす水槽。
最大で2mもの大きさになると言われる日本最大の淡水魚、イトウが泳ぐ水槽。
北海道の一部でしか生息しておらず、「幻の魚」と呼ばれているイトウですが、この「山の水族館」では1m級のイトウが、約40匹も飼育されているそうです。
こうもたくさんいると「幻」感が薄くなっちゃう。
でかい。確かにでかい。こんなん実際川にいたらびびるわ。
ぬぼっと並んでる。顔はサケ科の魚にしては、力の抜けたほのぼの系。
川魚のジャンプ水槽。時間によって水位が変わるようになっています。
水が少ないときには岩の上に流れができて、そこをヤマメたちが遡上していく様子を見ることができます。
滝登りにチャレンジしようとするヤマメたち。
上流に向かって必死にジャンプするヤマメの姿に、思わず声援を送ってしまいます。がんばれー。
北海道の魚を展示しているコーナーはここまで。ここからは世界の熱帯淡水魚のコーナーになります。
のんびり泳ぐコロソマ。なんか顔の位置のバランス悪くないか?
ナマズの仲間、レッドテールキャット。
お、正面から見ると愛嬌のある顔してるな。
世界最大の淡水魚、ピラルクー。うおおう、でけえ。
こんなの見せられたら、さっき見た日本代表のイトウさんが霞んじゃうじゃないか!
ピラニア。凶暴なイメージがあるけど、人間などの大型の動物を襲うことはほとんどないらしい。でも、顔を見てみるとやっぱり凶暴に見える。
面白い模様をしてるオスカー。別名アストロノータス。名前どっちでもカッコイイな。
美しい魚体を煌めかせて、悠然と泳ぐアロワナ。風格ある。
でっかい金魚っぽいの。
身体がスケスケのトランスルーセントグラスキャット。なにこいつ骨見えとるー!
「ちゅー」みたいな口してる。
スッポンさんもいた。
アマゾンの湖の水槽。うっとりするようなカラフルな魚たちが泳いでいます。きれいやねー。
唐草模様のようなフグ。
えーと、なんだっけこいつ。名前忘れた。
フォルムはカッコイイけどカラーリングが微妙。
世界の熱帯淡水魚コーナーを抜けると、エントランスホールに戻ってきます。
円柱を組み合わせたような形の水槽。色とりどりの熱帯魚が泳いでいます。
今調べてみたら、ここ、記念撮影コーナーだったのか。気づかんかった・・・
尾びれの付け根にミッキーマウスのような模様が付いたミッキーマウスプラティ。
皮膚の古い角質を食べてくれるという、ドクターフィッシュがいました。水の中に手を入れると、大勢群がってきます。
うひゃひゃ、くすぐったいw
うひゃー、すんごいいっぱい吸い付いてくるー!そんなに僕の手は美味しいのか!?
最後に見たのは亀。
うむ、亀だ。
この「山の水族館」では、水槽の水におんねゆ温泉の温泉水を利用しているそうですが、そうすると魚が大きく育つそうです。さすがは温泉パワー!
まとめ
小さな館内に、日本初・世界初・日本最大・世界最大と、さまざまなタイトルホルダーが存在する水族館。おんねゆ温泉の名湯と一緒に、楽しんでいくのがお勧めです!
ではでは、またー。
(旅行日:2014年3月27日)