圧倒的迫力と驚愕のデカさ!五所川原の立佞武多を見てきたよ

2014年 9月 3日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

青森市でねぶた祭の昼間運行や、海上運行と花火大会を見た翌日は、五所川原の立佞武多(たちねぷた)を見てきました。

五所川原の立佞武多は、青森のねぶた・弘前のねぷたと並ぶ、青森三大ねぶたの一つで、毎年8月4日から8日の5日間に渡って開催されています。

青森市のねぶたも堂々たる大きさだったのですが、五所川原の立佞武多はそれを遥かに凌駕する圧倒的な巨大さだというので、ずっと見てみたいと思っていたんですよね。

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弘前から普通列車に乗り、45分ほどで五所川原駅に到着。

車内はもっと混雑しているかと思っていましたが、それほどでもなく拍子抜け。青森のねぶた祭のように、全国から大勢の観光客が集まるお祭りと比べると、観客の数も少な目のようです。

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ホームにかかる跨線橋の上から、出番を待つ立佞武多らしきものが見えてる。
この建物、立佞武多専用の格納庫なのかな?

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駅のホームには立佞武多の頭部らしきものが展示されています。生首みたいで怖いよ・・・

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駅前はすでにお祭りムード。

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駅前のメインストリートには、運行を控えたねぷたがずらりと並んでいます。

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うおっ、なんかデカいの見えてきたー!

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おおお!高え!
でも、これは櫓に太鼓が乗ってるんで、話に聞く巨大な立佞武多とはまた違うのか。

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巨大立佞武多いたー!なんだこれ、驚愕のデカさっ!!
高さは23m、重さはなんと19トンもあるのだとか。こんな巨大なモノが人力で動くの?

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周りの建物より遥かにデカい!
7階建てのビルに匹敵する高さなんだとか。

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運行される巨大立佞武多は3台。
スタート地点の交差点に全ての立佞武多が集まった様は実に壮観です。

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なんだか街が巨大ロボットに襲われているかのようにも見える。

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夕陽に照らされ、鮮やかに輝く立佞武多。
前日までは悪天候に祟られたようだけど、この日は雨の心配もなさそうで良かった。

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スタートの時間が近づいてきたので、観覧しやすい場所を探して移動。
ちょうど道がカーブになっていて見通しの良さそうな、「立佞武多の館」のあたりに陣取りました。

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立佞武多の運行に先駆けて、金木町(現五所川原市)出身の吉幾三が歌声で盛り上げます。
その名も「立佞武多」って曲があるのか。

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いよいよ立佞武多の運行が始まりました。

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最初に現れたのは、オバちゃんだかお兄さんだかモチーフのよくわからない謎のねぷた。

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続いては、先程の太鼓櫓に乗ったねぷたがやってきました。

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あ、見るにはいいけど、写真撮るには電線が邪魔だった。

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立佞武多の前後には、着物姿で踊る人達が。
青森市のねぶた祭の掛け声は「ラッセラー、ラッセラー」でしたが、この五所川原では「ヤッテマレ、ヤッテマレ」です。

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最初の巨大立佞武多がやってきました。

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おおー!なんという迫力!なんという存在感!

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巨大立佞武多は1年に1台ずつ造られ、入れ替わりに1台が引退するそうです。
この立佞武多は2012年の作品で、作品名は「鹿鳴大明神と地震鯰」。
震災からの復興がテーマの立佞武多で、鹿島大明神が地震をおこすナマズを成敗している様子がモチーフとなっています。

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灯りが点いた立佞武多は美しさも迫力も増すね。

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立佞武多の背面には「復興祈願」の文字。

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立佞武多だけではなく、青森のねぶた祭で見られるような、通常の組ねぶたも運行されています。

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なにこれ怖すぎー!

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セールスドライバーねぷた。えらそう。

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ジバニャンねぷた。青森のねぶたにもいたけど、ほんとに人気なんだねー。子供が喜びそう。

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さらに小鳥のようなキャラクター、アップリート君が続きます。帽子が青森県の形をしている。青森県民のスポーツ・健康づくりのマスコットらしい。
ああ、「アップル」と「アスリート」をかけてるんだな(今気付いた)。

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中型の立佞武多もやってきました。これでも充分デカいよ。

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ふなっしーまでねぷたになってたw

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児雷也の立佞武多。

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長慶天皇の立佞武多。
五所川原は元々「御所川原」だったという説もあるらしい。

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2台目の巨大立佞武多は、2013年制作の「陰陽 梵珠北斗星」。

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いかつく強面な人物が多いねぶたにしては珍しいイケメンですね。

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台座部には玄武・白虎など、四神が描かれています。
上部と比べるとだいぶ細いんだけど、よくこれで支えられるなぁ。

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弘前の扇ねぷたと同じく、背面には美人画が描かれています。

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3台目にして最後の巨大立佞武多は今年(2014年)の作品、「国性爺合戦 和藤内」。

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明国の大臣を務めていた和藤内が、伊勢神宮の札を用いて虎を屈服させているシーンだそうです。
その勇姿には、震災からの復興を目指す人々への支援の想いが込められているのだとか。

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細部まで造り込まれていて、じっくり見ていると惚れ惚れする。

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最後を務めるのは中型の立佞武多。

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最後の立佞武多が通りすぎてしばらくすると、最初の巨大立佞武多が戻ってきました。

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改めて見ても感嘆の声が漏れてしまいます。すげー、でけー。

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戻ってきた立佞武多は、普段の安置場所である、立佞武多の館へと入って行きました。
お祭りの期間中以外でも、ここに来れば展示されている立佞武多を見ることができます。

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これまで見ていた場所を移動して、まだ運行中の立佞武多の後を追うことにします。
建物の間から巨大立佞武多の姿が!こうして見ると、また一段と迫力あるな。

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なんとも現実離れしたシーン。

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ビルの窓ガラスに映る立佞武多。

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まるでサイコガンダムのような威圧感。

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建物の陰から姿を現す陰陽師立佞武多。

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優男風の人物がモチーフで優美な雰囲気を漂わせるねぷたってのは異色だね。

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屋根の上から覗く立佞武多。

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ずっと見上げていたので首が痛くなってきた。

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裏通りには運行を終えたジバニャンねぷたがいました。

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最後の巨大立佞武多が、スタート地点の交差点へと戻ってきました。

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この日は祭りの最終日だったので、今年の立佞武多の運行はこれでおしまい。

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お疲れさまでしたー。

まとめ

驚愕するほど巨大な立佞武多の迫力には圧倒されっぱなしでした。これまでに多くのお祭を見てきましたが、これだけ感動したのは初めてですね。この夏一番の思い出になりました。

これは一生に一度は見ておいたほうがいいと思いますよ!

ではでは、またー。

▼平成26年度五所川原立佞武多|五所川原観光情報局|五所川原市観光協会
▼立佞武多祭り :: 立佞武多祭りTOP -たちねぷたまつりとっぷ-

(旅行日:2014年8月8日)