こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
9月の道南鉄道旅行のときに、大沼を訪れたのですが、自転車で湖の周りを一周したり、遊覧船に乗ったりしたあとは、散策道をお散歩してきました。
大沼公園には以下の4コースの散策路が整備されています。
・大島の路(15分)
・森の小径(20分)
・夕陽の道(25分)
・島巡りの路(50分)
「夕陽の道」は一度歩いたことがあるし、「島巡りの路」は時間オーバーなので、「大島の路」と「森の小径」を歩いてみることにしました。
散策道の起点となる公園広場。
遊覧船やモーターボートの乗船場もここにあります。
まずは西大島と東大島を周る「大島の路」へ。
まあ、「島」と言っても直径100mほどの小さなものなので、気軽に歩くことができます。
入口となる西大島橋の手前の湾には、手こぎボートが並んでいます。
橋を渡って最初にある西大島北岸からの眺め。
駒ヶ岳にはうっすらとモヤがかかっています。
風や波はなく、鏡のような湖面に島々が映るのが美しい。
整備された遊歩道をてくてく歩いていきます。
む、地面になにやらメロンパンのようなオブジェが。
あの「千の風になって」のモニュメントでした。
作曲者の新井満氏は、大沼の別荘でこの名曲を作られたのだとか。
モミジをはじめとした落葉広葉樹が多く、紅葉のシーズンにはさらに美しい風景が広がりそうです。
このような小さな島々が点在するのは、湖には珍しい景色ですね。
ミズナラの葉。
葉柄(葉っぱと枝の間の、柄のような部分)がほとんどなく、葉のギザギザが深いのが、コナラとの違いです。
不気味な形をしたキノコ。初めて見たけどなんていう種類だろ?
「秋はいま 十一州の ほまれかな」、と大岩に刻まれた句碑。
花本聴秋という方の詠んだ俳句だそうです。
森の中の路を抜けて、公園に戻っていきます。
続いて2つ目の散策路、「森の小径」を歩きます。
スタート地点にかかる後楽橋。
こちらも気持ちのいい森の中の路。
きれいな形をしたキノコを発見。こういう髪型の人いるよねw
桜の花のような形のキノコ。
珊瑚のようなキノコ。
このように、遊歩道には様々な種類のキノコが生えていて、足元を見ながら歩くのも楽しい。
ミズナラのドングリ。まだ秋も始まったばかりなので青々としています。
湾の奥のほうは水も淀んでいます。
島々の間から顔を出す駒ヶ岳。
お、結構晴れてきた。これまでで一番くっきりと駒ヶ岳の雄姿を見えています。
25分ほどで「森の小径」を歩き終え、公園広場に戻ってきました。
青空が広がってきたので、もう一度、「大島の路」の西大島に戻って、駒ヶ岳がよく見えるスポットへ。
先ほど乗った遊覧船が、目の前を横切って行きます。
先ほど来た時とは打って変わって波打つ湖面。
オニグルミの実。
いつもは車でさっと通りすぎることが多かった大沼ですが、今回の旅行では自転車で遊覧船で、そして徒歩でと、ゆっくりとその景観を楽しむことができました。
北海道で自然を満喫できる観光地は、公共の交通機関で行くには不便な場所にあることが多いのですが、この大沼は函館から近く、JRの駅から徒歩圏内でも楽しめる場所が多くあるので、車旅じゃない人にもお勧めできるスポットですね。
ではでは、またー。
(旅行日:2013年9月21日)