こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
先日、積丹半島に行ったときに泊まった余別の民宿、「海のや」を紹介したいと思います。
海産物の宝庫、積丹には美味しい海の幸を食べさせてくれる宿が数多くあるんですが、その中でもこの「海のや」を選んだのは、価格がお手頃なのに、宿泊予約サイトでのクチコミ評価も極めて高いことが決め手になりました。
宿泊プランはいくつかあり、ウニ料理が複数出るものもありましたが、定番だという1泊2食8640円とリーズナブルな価格の「前浜の幸満喫プラン」を選びました。
「じゃらん」や「楽天トラベル」からも予約できますが、公式サイトを見ると、電話予約なら通常1296円の活鮑踊り焼きをサービスしてくれるとのことだったので、電話をかけて予約することに。
宿の外観は民宿というより小奇麗なペンションといった感じ。
民宿だけでなく、食堂としても営業しているようです。
玄関を入ると、とても愛想のいい女性(おかみさん?)が出迎えてくれます。
案内された2階の部屋は、6畳+フローリングのスペースという小ぢんまりとした和室です。
広くはありませんが、とてもキレイで清潔なので快適に過ごすことができます。
設備はシンプルですが、テレビ、空気清浄機、ファンヒーターが備え付けられています。
バスタオルはありませんが、タオル、歯ブラシ、浴衣は用意されていました。
布団しきはセルフサービスです。
また、部屋でWi-Fiに繋ぐことができ、充分な通信速度で利用することができました。これはありがたいね。
廊下には共用の冷蔵庫や、レンジ、冷水機、お湯の入ったポット、コップと湯呑みなどが置かれています。
室内の設備は最低限だけど、共用スペースにこれだけ揃っていれば充分ですね。
洗面所もトイレも部屋には付いておらず共用なのですが、とても清潔で気持よく利用できます。
もちろんお手洗いはシャワートイレ完備。
お風呂は二ヶ所あり、それぞれ正方形の湯船が二つあります。
こちらも掃除が行き届いていてピカピカにきれい。
もし温泉に入りたい場合には、車で10分以内の距離に、海の絶景を見渡せる「岬の湯しゃこたん」や、珍しい炭酸泉の「シララ温泉 民宿北都」があります。
さて、お楽しみの夕食は、1階の食堂でいただきます。
テーブルに並んだ前浜の海の幸を使った料理の数々には、席につく前から思わず顔もほころびます。
いいねいいねー、美味しそう。
おしながき。「おおば」って魚は聞いたことないな。
どれから箸をつけようか迷うなー。
初めて食べる、おおば(ハツメ)の塩焼き。
淡白な白身がほっくほくで美味しい!
ガヤ(蝦夷メバル)の煮付け。
こちらもいい味してる。
お刺身はタコ、ヒラメ、甘エビの三種類。
どれも新鮮そのものです。
電話予約のサービスで付けてもらったアワビの踊り焼き。
焼きあがったところを、バターをのせてナイフで切っていただきます。
潮の香りとバターのコクが相まって旨いっ!
ソイの天ぷら。
同じ白身でもタラより食感も旨味も優れてるので好き。
ソイの浜鍋。
ソイだけでなく、まるごとのツブ貝やエビも入っています。
魚介の旨味が染み出た出汁がたまらない美味しさ!
そしてこの時期の積丹と言ったらなんと言ってもウニ!
ごはんにのせて、ミニウニ丼としていただきました。うーん、何も言葉がでないくらいに幸せー。
これだけの海の幸を満喫できて1泊2食8640円はお得すぎですね!
夕食後は、宿から500mほど離れた海辺へ行き、神威岬の方向に沈む夕陽を見てきました。
すぐ間近に絶景スポットがあるのもいいですね。
ちなみに、この積丹半島随一の景勝地、神威岬までも、宿から車で5分ほどで行くことができます。
宿の周りを少しお散歩。
余別漁港では、夕暮れの中に漁船が並ぶ、印象的な光景も見ることができました。
翌朝も海の幸がふんだんに使われた朝食が出てきます。
イカ刺し、トキシラズの塩麹焼き、小女子の佃煮、出し巻き卵、ホタテ稚貝のお味噌汁など、どれも嬉しい品々。
夕食も素晴らしかったけど、朝食もかなりポイント高いですね。
食後のおやつに、揚げたてのかりんとう饅頭を出してくれました。
おお、これも美味い!ザクザクの食感と黒糖の甘味がいいねー 。
こういうおまけ的なサービスはちょっとしたことだけど嬉しい。
地図
まとめ
1泊8000円台という価格で、充実した海の幸が満喫できるというだけでも、かなりのお得感がありますが、清潔で快適な設備や素晴らしい接客を考えると、もう文句のつけようのないくらい大満足ですね。宿泊予約サイトのクチコミでの高評価も納得でした。
建物は新しくて掃除も行き届いているので、これ以上ないくらい清潔感がありますし、主に応対してくれた女性をはじめ、宿で働く方々の接客も非常に感じが良く、気持よく滞在することができます。
民宿なので設備はシンプルですが、必要なものは揃っているので、全く不自由を感じることはありませんでした。
チェックアウト時には、おかみさんと旦那さん(かな?)が宿の前まで出てきてくれて、車が見えなくなるまで手を振ってくれました。随所に、宿泊客への心遣いが感じられ、「またいつか泊まりに来たいなぁ」、と思わせてくれる宿でしたね。
積丹半島で「リーズナブルに海の幸を楽しみたい、清潔で快適なところに泊まりたい」という人には、大いにお勧めです!
ではでは、またー。
(旅行日:2015年7月8,9日)