【南近畿旅行記#4】鳥羽の「料理旅館 伝洋」で海の幸三昧の巻

2012年 7月 7日
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【南近畿旅行記#3】の続きです。

高野山からぐねぐねした狭い道を下り続け、ふもとの町、九度山まで降りてきました。

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九度山の「九和楽」の柿の葉寿司。柿の葉に包まれた鯖の押し寿司です。
ふた口サイズで食べやすく、鯖の旨みもしっかり出ていてとっても美味しい。

ここから一気に東へ向かい、今日の宿泊地、鳥羽を目指します。


東吉野村の外れあたりに咲いていた桜。
寺社や公園に咲く桜もいいけれど、こうして山村で見る桜もまた違った趣があって良いものです。
吉野から東には、これぞ正しい日本の山里とも言うべき、雰囲気のいい場所が多かったので、またいつかの機会にゆっくり周ってみたいですね。

さらに東へ走り続け、伊勢から鳥羽の市街を通り抜け、パールロードに入ります。


途中の展望台からの眺め。海だー!

予定より遅れたけれど、なんとか夕食の時間までに相差地区にある宿に到着。
この日お世話になったのは、「料理旅館 伝洋」
宿泊予約サイトのクチコミで、食事の評価が非常に高かったので選びました。
「旅館」というよりも「民宿」といったほうがしっくりくる、アットホームな感じの小規模な宿です。


部屋はこんな感じ。シンプルな和室です。


宿のお風呂。露天風呂は一人サイズの陶器風呂で、すこぶる心地いい。
お湯は津市にある榊原温泉のものを汲湯して使っていてます。
重曹を含むアルカリ性単純泉で、驚くほどにつるっつる!

 
さて、お風呂で長いドライブの疲れを癒した後は、お楽しみの夕食です。


うおおお!すごい舟盛りキター!
タイ、伊勢海老、車海老、サザエと豪華な海の幸の刺身が盛りだくさん!


小鉢。


焼き海老。


蒸し牡蠣。旨み詰まりまくりです。


アワビのグラタン。


大アサリのお鍋。アサリがまるでハマグリのようにデカイ!


カサゴの唐揚げ。


そしてご飯はウニ飯っ!

「これでもか!」と言わんばかりに並べられた海の幸を、心ゆくまで味わうことができました。
「龍宮料理」を謳うのは伊達じゃないっすね。

 
そして翌日の朝食です。


湯豆腐やアジの干物など、伝統的日本の朝食っぽい品々が並びます。


夕食の舟盛りの主役を務めたタイですが、その残ったアラの部分を煮付けにして出してくれます。
この味付けが絶妙で旨すぎ!
この旅行で食べたものの中でこれが一番美味しかったかも。


これも舟盛りで出てきた伊勢海老の殻で出汁をとった味噌汁。
思わず唸ってしまうほどのいい味が出ています。

鯛のアラ煮も伊勢海老の味噌汁も、残った食材を無駄にしないのがいいですねー。

 
評判通りの素晴らしい食事に大満足の宿でした。
ちなみに宿泊料金は1泊2食付きで9550円。この食事の内容なら、コストパフォーマンスも抜群と言っていいでしょうね。
関西や名古屋からもそう遠くないですし、「海の幸をとにかくいっぱい食べたい!」って人にはイチオシの宿です。

【南近畿旅行記#5】伊勢神宮にお参りしてきたの巻に続きます!

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