こんにちは、ロプロス(@ropross)です。前の更新からずいぶん間が空いてしまいましたが、またぼちぼち書いていこうと思っています。
さて、今年もまたこの季節になったので、先日富良野にラベンダーを見に行ってきました。
私の住んでいる旭川から富良野エリアまでは車で1時間ほど。国内のみならず、はるばる海外からも多くの観光客が訪れるような魅力的な場所が、これほど近くにあるってのはなんとも幸せなことです。
ではでは、そのときに撮ってきた写真を貼っていこうと思います。ゆっくりとご覧くださいませ-。
ファーム富田
まず訪れたのは観光ラベンダー園の元祖にして代表的な存在、中富良野町にある「ファーム富田」。
富良野エリアにある数あるラベンダー園の中でも、突出した知名度と人出を誇ります。
園内のほぼ真ん中、平坦地に広がっているのが「倖(さきわい)の畑」。
ファーム富田で見られる「濃紫早咲」「おかむらさき」「はなもいわ」「ようてい」という4種類の品種が、整然と咲き揃っています。
この日は晴天に恵まれたので、ラベンダー畑から十勝岳連峰を望むことができました。
やっぱりラベンダーも青空の下で見るのが一番きれいだよね。
ここ「ファーム富田」にはラベンダー以外の花もたくさん咲いていて、「花人の畑」には、マリーゴールドやサルビアなど、花期が長くて色鮮やかな花々が並んでいます。
この控えめな薄紫の花をつけているのはラベンダーの原種、ラバンジン。
刈り取られたラベンダーの束が、ドライフラワーにするために干されています。
「秋の彩りの畑」。こちらもカラフルで華やか。
この「ファーム富田」で最初にラベンダーの栽培が始められたという「トラディショナルラベンダー畑」。
樹々を背景にした丘いっぱいが紫色で覆われています。
青と緑と紫の組み合わせも美しい。
丘の上まで登ると、ラベンダー畑の向こうに富良野盆地と十勝岳連峰を眺めるパノラマを一望することができます。
これほど山々がくっきり見えるほど晴れてくれることは、なかなかないのでラッキー!
上空は晴れてても山は雲に覆われてるってことも結構あるんだよね。
なだらかな丘に色とりどりの花々が虹のように並ぶ「彩りの畑」。
富良野のみならず、夏の北海道を代表すると言ってもいい景観です。
コマチソウの赤、ミントの緑、カリフォルニアポピーの黄色、大麦の黄金色、カスミソウの白などが続き、一番上にはラベンダーの紫色が広がります。
「彩りの畑」の手前のラベンダー畑。7月中旬頃から見頃を迎える遅咲きの「おかむらさき」が植えられています。
「彩りの畑」の近くには展望台があり、七色の畑を見下ろすことができます。
「彩りの畑」の奥の斜面にもラベンダーが植えられています。こちらの品種も淡く優美な「おかむらさき」。
丘を登って行くと、ラベンダー畑の向こうに風景が開けていきます。
さらに登ったところには「森の彩りの畑」があり、三色のカリフォルニアポピーが植えられています。
ここは赤いポピーだったり菜の花に似たキカラシだったり、年によって異なった花が植えられるので、毎年違った風景を見せてくれるのが楽しみです。
「森の彩りの畑」の上から園内と十勝岳連峰を望みます。
「ファーム富田」は人が多過ぎるのが難点ですが、やはり富良野エリアで最高のラベンダー園と言ってもいいですね。
ラベンダーイースト
次に訪れたのが、「ファーム富田」から車で10分ほどの場所にある「ラベンダーイースト」。
こちらも「ファーム富田」が運営するラベンダー畑です。
平坦地に広大なラベンダー畑が広がっています。その広さは日本最大級なんだとか。
十勝岳連峰の前富良野岳や富良野岳を間近に望むことができます。
7月上旬から見頃を迎える「濃紫早咲3号」という品種のラベンダー。
その名の通り他の品種と比べると紫色が濃いのが特徴です。
せっせと蜜を集める働き者のミツバチさん。たくさんいるのでブンブンという羽音がすごい。
敷地内に建っている展望台からの眺め。周りを囲むラベンダー畑を一望できます。
十勝岳とは反対側を向くと、芦別岳や富良野西岳の姿が。
トラクターに引かれたラベンダーバスが、園内を周遊していきます。
ちなみに乗車は200円。乗ったことないけどw
彩香の里
次に向かったのは、中富良野町にある「彩香の里」。
こちらは広々とした丘にラベンダー畑が広がっています。
丘の上まで登れば、北海道らしい雄大な風景が眼前に広がります。
この「彩香の里」では、富良野の他のラベンダー園ではあまり見ない品種も栽培されています。
こちらはピンクラベンダーという品種。
そしてこれがホワイトラベンダー。
これは他でも一番見る機会が多い「おかむらさき」。
日の出公園ラベンダー園
一日の最後には上富良野町の「日の出公園ラベンダー園」へ。
小高い丘がラベンダーの株に覆われています。
きれいな夕焼けが見えるかな?と思ったんだけど、天気が良すぎたのかいまひとつ。
残照を浴びるラベンダーもまた美しい。
展望台からの眺め。
深山峠
翌日も天気が良かったので、再びお出かけ。この日は美瑛をメインで周ったのですが、上富良野のラベンダー畑も見てきました。
こちらは国道237号線沿いにある「深山峠ラベンダーオーナー園」。
このラベンダー園はオーナー制度があって、ラベンダーの株の横にはオーナーの名前の入ったプレートが立てられています。
ここではわざわざ丘に登ったりしなくても、ラベンダー畑と十勝岳連峰の雄大なパノラマを同時に眺められるのも魅力です。
まだ植えられたばかりの小さな株が多かったので、あと数年すればもっと見事な景観になりそう。
かんのファーム
国道237号線沿いの美瑛と上富良野の境界近くにある「かんのファーム」。
丘に広がる派手なお花畑は、国道を走っていても目を引きます。
丘の半分がラベンダー畑になっていますが、あまり手入れされていないのか株の並び方も雑で雑草も目立ちます。
こうして他のラベンダー畑を見ると、「ファーム富田」のラベンダー畑はものすごく丁寧に手をかけられてるんだなぁ、ってことがわかりますね。
まとめ
というわけで、今年もラベンダーの感動的な美しさと、得も言われぬ芳香をたっぷりと堪能し、その素晴らしさを再確認することができました。
富良野に行ったこの2日間は本当に天気が良くて、青空の下で鮮やかに咲き誇るラベンダーだけでなく、各所でラベンダー畑と十勝岳連峰の組み合わせを見ることができたのも幸運でしたね。
昨年、富良野のラベンダー畑を見に行った時の写真はこちらからどうぞ。「ハイランドふらの」や「ふらのワインハウス」といった、今年行ってないラベンダー畑の写真も載っています。
▼富良野にラベンダーを見に行ったので写真を貼っていくよ
ではでは、またー。
(旅行日:2015年7月16,17日)