都道府県ごとの市町村数とその比率を調べてみた

2011年 9月 15日
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10月に信州旅行を予定しているのですが、信州の地図をなんとなしに眺めていると、ずいぶんと「村」が多いなー、ということに気づきました。

私の住んでいる北海道は「町」が多くて「村」は少ないという印象なのですが、市・町・村の比率には、都道府県によって結構差があるものなのかな?と思い、ちょっと調べてみることにしました。

全国の市町村一覧みたいなExcelファイルかCSVでもあれば良かったのですが、見つからなかったので、Wikipediaの日本の地方公共団体一覧からデータを取得してごにょごにょして、各都道府県ごとの市町村数とその比率を、表にしてまとめてみました。

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項目名をクリックすると、各項目ごとに並べ替えることができます。

※東京23区は便宜上、まとめて一つの市ということにしてあります
※2011年9月現在のデータです

以下、適当に雑感。

・思ったとおり、長野県は村の数が全国一多くて比率でも2位。

・村の比率が最も高いのは沖縄県。ちなみに沖縄で「村」は「むら」ではなくて「そん」と読む(読谷村=よみたんそん、恩納村=おんなそん)。これ、豆知識な。

・長野県、沖縄県と言えば、気候も文化も全く違うのに長寿県という共通点がある。村が多いことと何か関係あるのかな?と思ったけど多分偶然。

・静岡県、石川県、兵庫県など、村のない都道府県が13もある。平成の市町村合併で多くの村が姿を消したらしい。

・でも、意外なことに、東京都には村が8つもある。

・市の比率が最も高いのは大分県。大分県には市町村が18しかない。合併が進んで市町村数が少ない県は、総じて市の比率が高め。

・わが北海道は当然のことながら市町村数が179とダントツでNo.1。もう圧倒的。そして7割以上が町で、村の数は長野県のちょうど1/3。んで、市の比率が一番低い。

・逆に一番市町村数が少ないのは富山県。15しかない。

・富山県だけでなく、石川県、福井県、鳥取県、島根県と日本海側の県は市町村の数が少ない。

・ちょっと前までは3000以上の市町村があったはずだけど、いつの間にか4割以上も減って1724になってる。

・親しみのある市町村名が、地図上から消えちゃってるのはちょっと淋しいね(´・ω・`)

ま、そんな感じで。それでは、またー