こんにちは、ロプロス(@ropross)です。
前のエントリー、箱根登山鉄道の「あじさい電車」に乗ってきたよ(前編)の続きです。
電車内から沿線のライトアップされたアジサイを楽しんだ後、宿のある大平台駅で下車しました。
車内から大平台駅の近くにアジサイがライトアップされているスポットが見えたので、歩いて見に行くことに。
暗闇に浮かび上がるガクアジサイ。
踏切の脇にももっさり。
やっぱり夜のアジサイは、車窓越しより直接見たほうがいいわw
夜闇に輝くレール。
ライトに照らされる夜のアジサイも艶っぽくていいね。
翌朝、大平台駅の近くには「あじさいの小径」と呼ばれる道があるそうなので、お散歩してくることに。
「あじさいの小径」は、ほぼ箱根登山鉄道の路線沿いを通っているので、アジサイと列車を一緒に撮影できるスポットが点在しています。
江ノ電のときに続いて、にわか撮り鉄と化すことに。
猫ちゃん、そんなところにいると危ないよー。
あら、あっちのほう走ってる。
ガクアジサイを真上から。
左は青い花、右は赤い花とキレイに分かれている小路。
左側の土壌は酸性で、右側はアルカリ性ってことかな。
昨夜、ライトアップを見に来たあたりで、アジサイと列車を撮ることに。
おうふw 場所もタイミングも全然あかんww
もこもこ。
美しいピンク色のアジサイ。
昨夜と同じ場所。夜と昼とではずいぶんとアジサイの印象も違うなぁ。
中井精也先生風、ゆる鉄写真。
でんしゃにちゅうい。
淡い青と赤紫の組み合わせ。アジサイをこの2色にしたのって、どこの神様だか知らないけど、素晴らしい色彩のセンスだと思う。
通過してゆく列車と。
結局、なかなか納得するような写真は撮れず。やっぱ鉄道写真はニワカが撮るには難しいわ・・・
大平台駅から電車に乗って、またまた箱根湯本駅へ戻ってきました。
おおー、今年(2014年)の秋にデビューする予定の新型車両が停車してるっ!試運転中みたい。
さらに折り返しの電車に乗り込みます。
もうお馴染みになった箱根湯本駅を出てすぐ右手のアジサイ。何度見ても見事だねー。
ひとつ目の停車駅、塔ノ沢で下車します。
花(萼)が丸くて小さなアジサイ。鎌倉ではよく見たけど、この沿線ではあまり見なかったな。
塔ノ沢駅は二つのトンネルに挟まれた場所に位置した、いかにも登山鉄道の駅らしいところ。
箱根湯本駅から強羅駅までの7駅の中で、この駅のホームが一番たくさんアジサイ咲いてるかな。
雨にしっとりと濡れた情緒溢れるアジサイも見たかったんだけど、晴れてしまったので、明るい空をバックにした明るいアジサイを撮ってみた。
たまにはこういうのもいいよね。
塔ノ沢駅のホームのすぐ隣には、深沢銭洗弁財天が祀られています。
ここの水でお金を洗うと、何倍にもなって返ってくるのだとか。
よーし、1万円札を洗っちゃうぜー!
ちょっと躊躇したけど、濡れても乾かせばすぐに元通りになるので大丈夫です。
さらにゆる鉄風。
この後、さらに強羅まで電車に乗り、「箱根フリーパス」があれば無料で入園できる強羅公園へ。
園内はまだ時期が早いのか、それほどアジサイは咲いていませんでしたが、温室でアジサイ展が開催されていて、さまざまな種類のアジサイが展示されていました。
強羅公園内に咲いていた、円錐状に花の付くカシワバアジサイ。
こんな形のアジサイ、初めて見た。
これも同じ種類かな?
強羅駅に戻って、またまた電車に乗り込み、今度は運転席の真後ろに陣取ります。
強羅駅と彫刻の森駅の間の沿線にはアジサイ少なめ。元々株がないのか、それとも標高が高いからまだ咲いていないだけなのか。
宮ノ下駅の手前あたりでアジサイが増えてきます。
運転席の真後ろからなら、線路の両側に咲くたくさんのアジサイを見ることができて得した気分。
この日泊まるホテルのある宮ノ下駅で下車します。
白いアジサイと信号。
この2日間、何度もお世話になったあじさい電車。箱根湯本に向かって走り去って行くのを見送りました。
まとめ
まさに「あじさい電車」の名の通り、線路沿いにわんさかと咲き誇る多くのアジサイを楽しむことができました。
この旅行では鎌倉のアジサイの名所も巡ってきたのですが、見れたアジサイの数は、この「あじさい電車」のほうが上だったように思います。
アジサイだけではなく、日本一の急勾配や3度のスイッチバック、深い渓谷にかかる橋梁など、見どころ盛りだくさんで大いに楽しめる列車でした。
最後に「あじさい電車」に乗ってみようという人へのアドバイス。
沿線のアジサイは、左右の車窓で同じくらいの数が見れるわけではなく、かなり格差がありました。
お勧めは、箱根湯本駅から乗る場合は進行方向右側、強羅駅から乗る場合にも同じく右側(3回スイッチバックするので両者は同じ側)の座席に座ることですね。
さらにいいのが、先頭車両の最前列か、最後尾車両の最後列の座席に座ることです。これによって横の窓からだけでなく、前方もしくは後方の車窓まで楽しむことができます。
純粋に車窓を楽しむのなら前方、写真を撮るのなら後方のほうが良さそうですが、スイッチバックのたびに前方・後方は入れ替わります。私の一番のお勧めの座席は、箱根湯本駅から乗る場合だと、最後尾の車両の最後列右側(奥側)の座席ですね。箱根湯本駅で最後尾となっている車両のほうが、スイッチバックにより先頭となって走る区間のほうが長いからです。
列車は1時間に4本あるので、時間に余裕のある方は1本遅らせてでも、いい場所をキープしたほうが、よりアジサイを楽しめると思います!
ではでは、またー。
(旅行日:2014年6月25,26日)