
【南近畿旅行記#5】の続きです。
南近畿旅行も5日目。
松坂のビジネスホテルをチェックアウトして、紀伊半島を南へと向かいます。

紀伊長島の道の駅で食べたマンボウの串焼き。
マンボウって初めて食べたんだけど、ぬぼーっとした外見のくせに、まるで鶏肉のような味と食感でかなり美味。
やるな、マンボウ。

42号線をひたすら南下するつもりが、どういうわけか海沿いの狭くて曲がりくねった311号線に入ってしまいました。
時間はかかってしまったけど、なかなかいい風景に出会えたので良しとしよう。
そんなこんなで新宮に到着。熊野三山のひとつ、熊野速玉大社にお参りします。

境内の入り口。橋の欄干も鳥居も朱塗りで、格式の高さを感じさせます。

境内に立つ梛(ナギ)の大樹。天然記念物に指定されています。

御神門。

さすがにしめ縄も立派。


速玉大社の拝殿。白と朱のコントラストが美しい。


境内には、熊野の神様に仕えるという八咫烏を祀る神社もありました。

速玉大社のすぐ隣には、かつての門前町の雰囲気を再現した川原家横丁があり、何軒かのお土産屋さんが並んでいました。
新宮から、マグロの町として有名な勝浦に移動して昼食です。
行こうと思っていた中トロカツ丼のお店がやっていなかったので、その場で食べログをチェックして、評判の良かった「まぐろ三昧那智」で食べることにしました。

まぐろのカツとまぐろの刺身のダブルまぐろ丼。
まぐろのカツってあんまり食べたことないけど美味しい。
マヨネーズのソースとも良く合い、ご飯が進みます。

まぐろづくし定食。
まぐろの刺身、まぐろのカツ、まぐろの皮の燻製、まぐろのつみれ汁、まぐろのサラダと、まさにまぐろ三昧!
ご飯を食べた後は、熊野那智大社へ向かいます。
車ですぐ近くまで登ることはできるのですが、せっかくなので熊野古道の中でもいにしえの雰囲気を最も色濃く残すという、大門坂を登って参拝することにしました。

のどかな田園風景。日本の田舎はいいなぁ。

大門坂の入り口に立つ鳥居。

夫婦杉の間を通って、大門坂を登り始めます。こりゃまたでかい夫婦だな・・・

おー、古道っぽい!

両脇に杉の木立が並ぶ石畳の坂道を登っていきます。
古道的ムード満点です。
熊野を詣でた昔の人々も、同じような風景を見ていたのでしょうか。

多富気王子。
熊野古道中辺路の沿道には、ところどころに熊野の神様の御子神を祀った「王子」と呼ばれる神祠があり、道標的役割も果たしています。
この多富気王子は中辺路の最後の王子となっています。

坂道は約600mに渡って続きます。
30分ほど登ったところで観光バスの停まってるレストハウスのようなところに到着。
そこからさらに石段を少し登ると、熊野那智大社の入り口です。

速玉大社と同じく朱塗りの堂々とした鳥居。

熊野那智大社の拝殿。

ここにも八咫烏。

熊野那智大社のすぐ隣には、西国三十三箇所の第一番札所、青岸渡寺があります。
朱塗りの鮮やかな那智大社とは対照的に落ち着いたたたずまい。
神様に参拝したすぐ後に仏様にも参拝できるなんてお得だね!

青岸渡寺の三重塔と那智の滝。絵になるツーショット。

那智の滝。落差133mで一段の滝としては日本一の高さ。
迫力だけでなく神々しさをも感じる名瀑です。
那智山での参拝を終えて、勝浦に戻りこの日の宿へと向かいました。



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