ワイルドな温泉が点在する式根島に行ってきたよ【伊豆諸島旅行記#4】

2014年 6月 7日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

前の記事、「椿の島」、利島に行ってきたよ【伊豆諸島旅行記#3】の続きです。

午前中に利島を足早に周ったあとは、海辺に湧く野性的な温泉があることで知られる式根島へと向かいます。

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これから乗る神新汽船の「あぜりあ丸」が利島港に入港してきました。
ここまで乗ってきた「かめりあ丸」と比べてもかなり小さな船で、離島巡りには相応しい大きさ。

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タラップを接続。
停泊中もかなり揺れるので、乗船中は係員の方々が押さえつけています。

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デッキにはプラスチック椅子が並んでいます。
潮風に吹かれながら船旅を楽しむってのも良さそうですが、かなり潮をかぶりそう。

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部屋は例によってカーペット敷の二等客室。

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一等客室。二等と比べると倍の値段がするんだけど、設備的には同じような船室。乗る人いるんだろか?
二等と違うのは、布団が用意されていて、飾り毛布が置かれています。小さなフェリーなのにこれは面白い。

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さようなら、利島。小さな離島らしさを味わえるいい島でした。

式根島までは新島を経由して1時間50分ほどで到着する予定。

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西側から見る利島。港のある北側から見るとキレイな三角錐だったんだけど、この角度からみると、ずいぶん形が違うね。

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白波を立てて進むフェリー。予想通り結構揺れるー。

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離れ行く利島。

二日続けて早起きして寝不足気味だったので、航行中はずっと船室で寝ていました。
フェリーは途中、新島にも停泊したのですが、その間もすやすや。

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式根島の港が近づいてきました。
利島とは対照的に比較的平坦な島です。

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この旅行3島目、式根島に上陸しました!

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海の向こうには先程スルーしてきた新島が。

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堤防に描かれた歓迎の言葉。

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フェリーターミナルは少し離れた場所にあります。
すぐ目の前に停泊しているのは、新島との間を結ぶ村営の連絡船。
式根島を周ったあとは、これに乗って新島に渡ります。

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エメラルドグリーンの水を湛える港内。
東京の竹芝桟橋から170kmも南に来ているので、海の色も美しくなってきた。

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この式根島も小さな島なので、徒歩で周ります。
先に訪れた利島とは違って、急な坂道も少なくて歩くのも楽ちん。

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開島百年の記念碑。
人が住み始めたのは明治時代からと、伊豆諸島の中では歴史の浅い島らしい。

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式根島唯一の信号。

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島のメインストリート(?)をてくてく歩いていきます。

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結構大きな商店もあるんだな。
利島よりはかなり栄えているようです。

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白砂の敷き詰められた神社。

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お昼はお弁当でも買って食べようと思ってたのに、お弁当屋さんやってない・・・

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集落の中心部に向かって歩いていきます。

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ふむー、1泊あたり3000円か。こういう小さな島に長期滞在するのも良さそうだなぁ。

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コンビニ的商店。人口500人の島としてはかなり大きい。

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行こうとした店がことごとく休みだったので、仕方なく商店で買ったカップ麺にお湯を入れてもらって昼食に。
ま、こういうことがあるのも旅の醍醐味だよね。

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桜が咲いているのを見かけました。
小さくてきれいなピンク色の花びら。何サクラだろ?
ソメイヨシノとも大島でよく見たオオシマザクラとも違う種類みたい。

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伊豆諸島の島々によく自生しているアシタバ。
このあたりでは天ぷらにしたり、様々な加工食品に使われたりしています。

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温泉は島の南岸に集中しているので、集落を抜けてさらに進みます。

途中にある「湯加減の穴」。この穴に手を入れると、海辺の温泉の湯加減がわかるんだとか。
手を入れると暖かい蒸気が満ちているのがわかります。ふーん、源泉と繋がってるのかな?

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鋭く切り立ったV字型の谷間にある、地鉈温泉へと向かいます。

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急な階段を降りてきました。

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海に面した岩場にいくつもの湯だまりができています。
お湯は緑褐色の薄い濁り湯。おー、野趣溢れる環境といいお湯の色といい素敵な感じだ。

どれどれ、湯加減はどうかな?と、大きな湯だまりに手を付けてみると、熱っ!とても入浴できそうな温泉じゃありません。

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なんとか波打ち際のすぐ近くにちょうど温度の良さそうな湯船を見つけて入浴。
もう、海に入ってるんだか温泉に入ってるんだかわからないw

ちなみに、この地鉈温泉を含め式根島にある3つの野湯は全て水着着用です。

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残る2つの野湯へ向かうため、林の間のよく整備された道を進んでいきます。

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さらに木の階段を降りてく。

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開けた岩場にある足付温泉。
こちらのお湯は無色透明です。おお?覗きこむと魚が泳いでるw

手を付けて湯加減を確かめてみたら、ちょっと入浴するには温すぎるので、入るのはやめときました。

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次の温泉に向かいます。
式根島の周囲は入り組んだリアス式の海岸線が続き、松の木と相まって味のある景観を作り出しています。

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こちらは松が下雅湯。
これまでの2湯と比べると整備されていますが、今度はお湯が熱すぎてとても入ることができません。

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鉄分を含んでいるのか、茶褐色の濃い目の濁り湯。

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こちらの温泉には脱衣所がありました。

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足湯らしき設備があったんだけど、お湯が入ってない。

結局、式根島の3野湯のうち、入れたのは地鉈温泉だけでした。
観光シーズンだったら、ちゃんと適温に調整されてるのかなぁ?

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景観はなかなか良かったので、まあいいか。

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再び集落を抜けて、港のある島の北側へと歩いていきます。
怪訝な顔つきでこちらを睨む猫さん。

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島の北東側に位置する中の浦海岸。
日が傾いてきているので、海が光って色がよく見えない。

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港の近くにある、貝殻のような形をした泊海岸。
本来はエメラルドグリーンの美しい色をしているそうですが、その色を見れず残念。

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船の時間が近づいているので、急ぎ足で港へと向かいます。
港へ下る坂道からは、今から向かうお隣の新島がくっきりと見えていました。

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なんとか時間までに港に到着。はふー、脚がもうガクガクだわー。

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新島へは、村営の連絡船「にしき」で渡ります。
「かめりあ丸」→「あぜりあ丸」→「にしき」と、乗る船がどんどん小さくなってく。

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「にしき」の船内。

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沖縄の離島でもそうだけど、港はびっくりするような美しい水の色をしていることが多いね。

式根島には半日しか滞在することができなかったんだけど、温泉には1ヶ所しか入れなかったし、美しいと言われるビーチの海の色も見ることができなかったので、ちょっと物足りなかったかな。
またいつか再訪したいところです。

 
新島で夕焼けと朝焼けを見てきたよ【伊豆諸島旅行記#5】に続きます!

(旅行日:2014年3月9日)