神津島で美しい海を満喫してきたよ(前編)【伊豆諸島旅行記#6】

2014年 6月 9日
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こんにちは、ロプロス(@ropross)です。

前の記事、新島で夕焼けと朝焼けを見てきたよ【伊豆諸島旅行記#5】の続きです。

新島から東海汽船のフェリー「かめりあ丸」に乗り、お次は神津島に向かいます。

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新島港を出航!

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さようなら、新島。感動的な光景をありがとう!

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船室に荷物を置いてデッキに出てみます。む、誰もいない。

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ふおおー、なんぞこれー、何かに捉まってないと立っていられないほどの大きな揺れ!
昔乗った与那国島へ行くフェリーや、この前台風が近づいているときに乗った八戸行きのフェリーも揺れたけど、今回はそれ以上。

神津島までは1時間15分ほど。
さすがにこの揺れでは寝る以外に何もすることはなく、航行中はずっと船室で横になっていました。

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船室でゴロゴロしている間に神津島が近づいてきました。

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おー、やっぱりこの島も海がキレイそうだ。

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山の緑と海の青、素晴らしい組み合わせだね。

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船の立てる白波が加わって、まるでクリームソーダのよう。

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神津島には二つの港がありますが、今回は島の南側にある多幸湾の三浦漁港に入航します。
集落に近い前浜湾の神津島港のほうが便利なんだけど、この時期は風向きの影響でこちらに入航することが多いのだとか。

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この旅行5島目、神津島に上陸しました!

神津島は、周囲22km、人口約2000人と、利島や式根島よりはかなり大きく、新島より少し小さいという規模の島で、旅の出発地点、東京の竹芝桟橋からは178kmも離れています。
伊豆大島に始まって、利島、式根島、新島と周ってきたこの旅ですが、ここ神津島が最後の一島となります。

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いつもありがとう、「かめりあ丸」。
間もなく引退を控えたかなりの老船なんだけど、何度も乗るうちに親しみを感じるようになってきた。

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予約していた宿の人が送迎に来てくれているので、車に乗せてもらってまずはチェックイン。
お世話になったのは「ふもと屋」さん。島の中心部から、少し山の方へ登ったあたりにあります。宿泊料金は素泊まりで4000円でした。
まだ午前中なのに、部屋に入れてくれるのはありがたいね。

部屋は質素な和室ですが、居心地は良好。離島の小さな宿にしては珍しく、Wi-Fiが繋がるのも嬉しい。

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部屋の窓からは、神津島の最高峰、標高572mの天上山が望めます。

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宿でしばらく休憩した後、島を散策するため、歩いて港のほうへと降りていきます。

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5分ほど歩くと集落の中へ。

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平坦地にある新島の集落と違って、神津島の集落は傾斜地にあるので、道が狭くて坂も多い。

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その分、島らしい雰囲気があって好きだなぁ、こういう街並み。

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港のすぐ近くにある前浜にまで降りてきました。

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まだ3月だとは思えないような眩しく青い空。

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それなのに、風は強く吹きつけ、波は激しく荒々しい。

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まるで夏のような大きくて白い雲がぽっかり浮かんでいます。

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港のすぐ近く、「よっちゃーれセンター」でお昼ごはん。
赤イカや魚の切り身・すり身の入った海鮮カレーをいただきます。
あしたばのかき揚げや赤イカの煮物など、付け合わせがゴージャス。

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港から村営のバスに乗って、一気に島の最北端までやってきました。

式根島、新島、利島、伊豆大島と、これまでに巡ってきた島が全部見えています。

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遠くには伊豆半島も見える。

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豪快に弾ける波飛沫。すげえ。

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さて、島の一番北から港のある集落まで歩いていきます。距離は5kmくらいかな?

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島の最北端から少し南へと歩いたところにある赤崎遊歩道。

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ぐお、ここもすごい波だー。

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木製の遊歩道を進んでいきます。

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この赤崎はダイビングスポットとしても人気があるそうで、水の色がひときわ美しい。
まるで沖縄みたい!

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遊歩道は工事中だったため、先の方へは行くことができませんでした。残念。

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波ざばー。荒れとるなー。
沖縄の与那国島に行ったときも波が激しかったけど、それ以上かも。

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島の西岸に沿った道を、海を眺めつつ少しずつ南下していきます。

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松に白波ってのは絵になるね。

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名組湾のトロッコ軌道跡。
かつては、山で採った石を船に積み込むためトロッコがあったそうです。

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海だけでなく岩山も見応えがある。

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平らな石の並ぶ、たたみが鼻。

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さらにとことこ歩いていきます。

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こんなに美しいのに、荒々しい海。

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道路はなかなか立派。てくてく歩いていこう。

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歩きながら見惚れてしまうほどキレイな海。

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海岸まで降りてみた。

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青い海、青い空、見事な景観。

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大きな穴の空いたブットーシ岩。

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穴の中から海を望む。

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ここまで約1時間。だいぶ歩いてきたな。

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ここで車道を離れて、めいし海岸へ向かう遊歩道へ。

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断崖の間に波が流れこんで激しく渦巻いてる。

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美しさと豪快さを兼ね備えた景観。

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お、展望台があった。

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展望台の上に椅子が置かれています。
ふむ、これに座って大海原を堪能してくれってことだな。

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うむうむ、良き眺めじゃ。

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大きな白波。

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山側を見上げると北海道の層雲峡のようなダイナミックな岩壁。

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再び車道に戻りました。
おお!?波が岸壁を乗り越えて道路にまでー。これ、怖いわ・・・

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島の南部まで見えてきた。

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歩き始めて2時間ほどで、村営の神津島温泉保養センターに到着。
ここでさっぱりと汗を流します。はふー、いっぱい歩いた後の温泉は気持ちええー!

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この施設には海を見渡す大露天風呂があるのですが、設備のメンテナンスか何かで利用できませんでした。
残念だけど、もうひとつ水着で入る小露天風呂があるので、そちらに入浴。
お湯ぬるいので、湯船からあがると強風が身体に吹きつけてめちゃ寒いー。

 
神津島で美しい海を満喫してきたよ(後編)【伊豆諸島旅行記#7】に続きます!

(旅行日:2014年3月9日)