【富士伊豆静岡旅行記#3】の続きです。
富士宮から三島を通り、伊豆半島の真ん中を一気に南下して下田へ。
下田からさらに半島の先端に向かって15分ほど走り、弓ヶ浜の温泉民宿「月見屋」に到着しました。
長い移動だったんだけど、なんとか夕食の時間に間に合って良かったw
部屋は民宿らしいシンプルな和室で、新しくはないのですが、充分清潔で居心地は良好です。
宿泊プランは食事によっていろいろあったのですが、せっかく伊豆に来ているのだから、北海道ではなかなか口にできない金目鯛を思いっきり食べたいと思い、1泊2食9,400円の金目鯛しゃぶしゃぶ付きプランを選びました。
夕食は部屋で食べることができます。
料理は一度に運ばれてくるのですが、トレイに載せられた料理をテーブルに並べるのはセルフサービス。
テーブルに並びきらないほどの料理が出てくるので、予備のテーブルを用意してもらうほどです。
金目鯛・めだい・甘エビの刺身、金目鯛・エビ・イカ・ホタテの海鮮朴葉焼き、サザエの壺焼、せいろ蒸しのサザエご飯などなど、目を見張るような豪華さ!
さすが、ご主人は漁師、女将さんは海女さんというだけあって、どの料理も新鮮そのものです。
そして、この宿の看板料理、金目鯛の姿煮。
堂々たる大きさで、食べきれるか心配だったのですが、濃い目の味付けがクセになり、次々と口に運んでしまいます。
金目鯛は宿のご主人が弓ヶ浜沖で釣ってきたものだそうです。
さらに、立派な金目鯛をまるまる一匹捌いたしゃぶしゃぶ!
エノキと小松菜を入れた鍋で、半生になるようにしゃぶしゃぶして、ポン酢で頂きます。
刺身とはまた違った食感が味わえます。これ旨いっ!
この唐揚げの魚も赤っぽいのでキンメダイかと思いきや、こちらはカサゴでした。
ハーブ入りの岩塩で味付けしてあります。
小さなカニの入った味噌汁。いい出汁が出ています。
すごいボリュームだったのですが、どの料理も本当に美味しくてきれいに完食してしまいました。満足満足。
ちなみに食べ終わったお皿をトレイに乗せて持って行くところまでセルフサービスです。
夕食のあとは離れにあるお風呂へ。
小さな民宿なので浴室も小さい家族風呂サイズなのですが、お湯は温泉だというのは嬉しいところ。
掛け流しの食塩泉に浸かり、ゆっくりと疲れを癒すことができました。
そして翌朝の朝食。
イカの刺身、アジの干物、湯豆腐、温泉卵など、オーソドックスながらも朝食に出ると嬉しいなと思わせる品々が並びます。
温泉卵はもちろんご飯にのせて頂きます。これがあるだけで朝食の満足度が数段上がりますねー。
メインの金目鯛はもちろん絶品でしたし、それ以外にも豊かな伊豆の海の幸をたっぷりと満喫することができて、大満足の民宿でした。
この料理の質と量で1万円を切るという価格も非常にお得ですね!