清らかな富士の湧水群、忍野八海に行ってきた【富士伊豆静岡旅行記#1】 の続きです。
忍野八海で清らかな湧水とせせらぎに癒された後は、河口湖畔の温泉宿へと向かいました。
せっかく富士山の周辺に泊まるのだから、部屋と露天風呂から富士山が見える宿に泊まりたいところ。
その条件にプラスして、料理も美味しそうで、宿泊予約サイトのクチコミ評価が高く、値段もそこそこの宿ということで選んだのが、こちらの温泉旅館「湖楽おんやど 富士吟景」。
河口湖に面し、正面には富士山を望むという絶好のロケーションに位置する宿です。
今回は1泊2食で14000円のプランで泊まりました。
部屋は8畳のシンプルな和室。
この宿は全室レイクビューで、かつ富士山ビューとのこと。
部屋の窓からは河口湖を一望することができました。
そして、晴れていれば湖の向こうにそびえ立つ富士山が見えているはずなのですが、この日はちょうど富士山の方向に雲がかかっていて、その姿を見せてはくれず・・・
ちょっと残念ですが、滞在時間はまだまだあるので、朝までに晴れてくれることを祈ります。
さて、人心地ついたところで、温泉に入りに行きます。
屋上にある露天風呂からも湖を見渡す素晴らしい景観を望めます。
天井もなく、最高の開放感を味わいながらの入浴は格別!
これで富士山が見えていれば言うことなかったんだけどなぁ。
露天風呂には、一人サイズの小さな樽風呂もありました。
温泉に入っているときに、雲の隙間からちょっとだけ富士山の頭が見えましたw
北海道からの長距離移動の汗をお風呂ですっきり流したあとは、温泉宿に泊まる最大の楽しみ、夕食タイムです。
夕食の場所は、畳敷きにテーブルという変わったスタイルの食事処。
枝豆豆腐。
ウドと紋甲イカの木の芽和え、小鯛の笹漬け。
酢の物。手漉鯵昆布じめ。
マグロ、エビ、タイ、イカのお刺身4点盛り。
梅そうめん。
メインは牛ヒレステーキの溶岩焼きです。
溶岩プレートで分厚い牛ヒレ肉をじゅうじゅう焼きます。
お肉が柔らかくて旨い!
海鮮トマト煮。温泉旅館には珍しいブイヤベースっぽい一品。
カニやホタテの旨みが溶け出したトマトスープが絶品!
揚げ物。蟹磯辺巻き、湯葉白魚。
金目鯛の淡雪。
ゆかりとじゃこの乗ったご飯。
デザートはタピオカ入りのパンナコッタとチーズケーキとチョコレートケーキ。
前菜からデザートまで、丁寧に手のかけられた品々が並び、最後まで美味しく頂くことができました。
そして翌朝。目を覚まして窓の方に目をやると・・・
おおお!富士山見えたー!!
もちろん、朝風呂にも入ります。
雄大な富士山を眺めながらの露天風呂。贅沢の極みですねー。
朝食も昨日と同じ食事処で。
アジの干物やイカの刺身、卵焼きなど、いかにも温泉旅館らしい品々が並ぶ正統派の朝食です。
そんな中で、山梨名物のほうとうが出てきました。
こういうちょっとしたところに郷土色を出してくれるのは、はるばるこの地を訪れた旅行者には嬉しいところ。
チェックアウトして、宿のすぐ前の湖畔から富士山を眺めます。
/^o^\フッジサーン
さすが日本一の山。デカくて美しくてカッコいい!
我が北海道にも「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山や、「利尻富士」と呼ばれる利尻岳がありますが、やっぱり本物は違いますね。
雄大な富士山の姿を見れたことに気を良くしたところで、旅行の2日目のスタートです。